2006年10月07日

フランケンワインのボトル。

PICT4730.JPG

この形について調べてみました。

ボトルにはBocksbeutel(ボックスボイテル)という名前がついています。

BocksはBock(ボック)のことで”雄のヤギ”という意味。
Beutel(ボイテル)は革・布製などの”小さな袋”。

意味としてはヤギのタマ袋。

現在は色々な説が残っていて、残念ながらどこでこの形や名前が発生したのか、本当の由来かは定かではないらしい。イヤラシイ名前によって、他の瓶と区別するために名づけられたとも。
フランケンワインとして知られてからは250年程度だけど、この形の起源数千年も前。どこで形作られたのかは歴史の闇の中。もともとは球状で、巡礼に使われ、クレイ、皮、木やガラスで作られていくうちに平らに改良。元の形はキャンティのようだったのではないかと予想します。

名前の由来としては、7世紀のOchsenfurtKitzingen のベネディクト修道会が使用していた"Booksbuedeln" (Buchbeuteln)=本袋からだとか、旧ドイツ語の“Buggesbuedel”(Bugges = Buchsbaum)=本の木(?)の入れ物とか、"Bugsbeutel"=鼻の袋だとかいう説が有力。

ワインを主体にして考察されるところでは、ワインの匂いが逃げにくいというのも一理あるらしい。

ドイツ語ですが参考に↓。
Geschichten vom Bocksbeutel
(ボックスボイテルの歴史)


日本のWebで探してみると、ヤギのタマ袋の形を模しているのだとか、ヤギのタマ袋にワインを入れていたと書かれている。ヤギの玉袋なんて見たことがないし、本当にこんな形なのかどうなのか、ワインを入れるほど大きいのか?なんて疑問も出てくる。


ちなみに、ボックスボイテルシュトラッセ(ボックスボイテル通り)というのがあるというので(良い酔い日記より勝手にネタを頂きました)map24で調べてみると、フランケン地方で1,2を争う観光地Wuerzburg(ヴゥァツブルグ)に最大検索数50件を越える数の通りが。
map24_bocksbeutel.JPG

他にもボックスボイテルという名のレストランも。なんと評価は5星。小さい田舎風のレストランらしい(笑)

3星ホテル&レストランもありました。


最後にちょっとだけフランケンワインについて。
ドイツの白ワインでは主品種であるRiesling(リースリング)ではなく、Silvaner(ジルヴァーナー)種。近年のフランケンワインの当たり年は2001年。一般的な上質ワインとされる品質等級Q.b.A以上にのみ、このボトルの使用が認められるのだそうです。



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posted by のだめ。 at 05:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今度10月の終わりにベルリンに行くんです。
ビールばっかかと思ったらワインも
おいしそうですね。。
Posted by ケン三郎 at 2006年10月07日 08:54
遠い地よりのTBありがとうございます。m(_ _)m

ボックスボイテルというレストランもあるんですね...ドイツ侮りがたし(笑)。
Posted by KaoruTheDrunker at 2006年10月07日 19:08
ヤギの玉袋(笑)
すごい、強烈なネーミングですね。
一生忘れられないです。

ドイツはビールだけじゃなくてワインも美味しいんですね。
Posted by shibako at 2006年10月08日 01:18
>ケン三郎さん
ドイツワインも有名のようです。飲みすぎないように楽しんできてください。

>Kaoru the Drunkerさん
モノに対するネーミングのセンス、真似出来ないと思います。ボックスボイテルのレストランって、ゲテモノしか出てこないかと思ってしまいますよね。

>shibakoさん
忘れたくても忘れられないコトを増やしてしまいました。(笑)
ドイツワインもビールと同様に、地域によって色々な種類があるようですヨ。
Posted by のだめ。 at 2006年10月10日 06:04
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