最寄の駅から乗った電車は5時16分発。
それから、ハウプトバーンホフでICEにのり、マンハイムで乗換えてから3時間。Hildesheim(ヒルデスハイム)からユーロバーンという2両編成の電車で更に50分程。全行程約4時間半。
行きしなの電車は席を予約したのにも関わらず、ガラガラでゆっくり座って(寝て)。
マンハイムからのICEが25分遅れて、目的地への最後の電車の乗り遅れてしまったけれど、電車で乗り合わせた地元の人の案内でなんとか滑り込みでセーフ!
今回の旅の目的地は、ハーメルン!
ドイツ北東部へは、一昨年にゴスラーとザルツヴェーデルへ行った以外には訪れてなかったので、新規開拓デス。(笑)
日曜日の12時から”笛吹き男”の劇が上演されるというので、この時間を目指す。が、実は最後の電車で地元の人に会うまで、どこで開催されるのかすら知らなかった。いつもながら行き当たりばったり。(笑)
最後は案内してくれた地元の人がバス停から100mもないけれど、小走り。ちゃんと間に合いました!
12時の鐘が鳴り、劇の開始。
舞台の手前の階段には子供が食い入るように劇を見つめ、劇中の子供達が踊るのにあわせて踊っていたり。(笑)
観客席として、ちゃんとベンチがありますが、観客はそれ以上なので当然立ち見。
ネズミを操るところから、笛吹き男が村人に騙されて、そして、子供達が男と一緒に去って行ってしまい。最後に、子供達が消えてしまい、悲しみにくれる村人達と劇は30分程。
”700年以上も前のお話。”とのエンディングの後、大きな拍手で劇は終わり。今年で50年目を迎える野外無料公演は9月14日まで、毎週日曜日の12時から開催。水曜日は16時半から同じく無料公演のミュージカル、Ratsが催されているそうです。
ハーメルンのオフィシャルウェブ→Rattenfaenger-Freilichtspiel
劇が終われば街を散策。
街の概観を見て、
Hochzeithaus(ホーホツァイトハウス)の脇の道へ。
博物館の前を通り過ぎ、ふらり〜と入った道には、木骨造りの家々が並び。
ここでは、Mのマークのお店も木骨造り。
ミュンスターは8月末まで内装工事中のため入れず。
商店街にも木骨造りの家が並び、一見立て直されているように見えても、上部には木骨が残されている建物も。
再び脇道に入ると、木骨に装飾彫りが艶やかな軒が。
路面を見るとネズミが!追っていくと川へ入ってしまうのか!?
その川にかかる橋のてっぺんには金色のネズミ。
Pfortmuehleの水車脇には、お魚の川登り用らしい、Maeanderfischpassという溝(?)。
街の内部もほぼ歩き回り、そして、街も一周しても2時間程度。小さな街でしたが、のんびり歩くには丁度良い。
駅まで2kmというのでそのまま帰途へ。
ハーメルンの駅舎は、どこを見ても木骨造りの街とは違って新しい。
帰りの電車は大混雑で、約4時間立ちっぱなしだったけどね。
ポチッとな。Danke!

劇の前に日本語でアナウンスがあったことを今でも忘れません笑
まだありましたか??
時期がまだ早いのか、日本語の案内は全くありませんでしたよ。英語すらもなく、全て独語。(笑) 多繁期ならばあるかもしれませんね。