ワタシは一番上のベットで、もう一人は同じ側の一番下。
電車に乗って、直ぐに寝る。
寒い。。。
暖房は入っているはずだ、とスイッチを見ると切れている。
どうも一番下のカレが暑くて、スイッチを切ったらしい。良く見ると、カレのバックパックが暖房の通気口を塞いで、カレのベットの所だけ暑いらしい。なんてこったい。
クラコフ到着は6時半。
車掌さんが、”後30分で到着です”と起しに来てくれて、窓の外を見る。橙色の外灯がまだ点いていて、時々地面を白く覆った雪を照らす。
普段着の上からスキーウェアを着て、マフラーとニット帽をかぶり、寒さ対策。バックパックを背負い、流れる景色を見ながら、駅が構内へ入っていくのを待つ。
駅構内の案内看板に翻弄されながら、やっと駅前の広場に出る。
ホテルまで歩けない距離ではないようだけれど、まだ朝も早いし、体力温存。とバスかトラムで行けないかと路線図とニラメッコ。十字路のそれぞれの角に停留所があるらしくどの線がどこに停まるのかジーッと見る。
何とか”宝の地図”を読み解き、トラムに揺られてゴールに到着。
幸運なことに、今回は更に早くに到着したというのに、部屋は既に用意が出来ているとのことで、直ぐにチェックイン。少しばかり部屋で骨休みをして、早速クリスマスマーケットへ!
午前も10時前で、しかも非常に寒い。
そのせいか、道を行く人影もまばら。
街で一番の観光どころであるという、城、Wawel(ヴァーヴェル)から真っ直ぐ北へ続くGrodzkaという通りを、肩を縮めて歩く。
まだ開いていないお店の合間に教会があったり。
通りにクリスマスの飾りが出てくると、目の前がRynek Glownyという広場。礼拝品や雑貨が並ぶ屋内マーケットがある市役所を中心に、かなり広い。東側はクリスマスマーケットが並び、西側には特設ステージ。
北東の角には一段と高い塔がある赤レンガのSt Mary's Church、南西にはクリスマスツリー。
朝早すぎて、ほとんどどこも開いていない。
ふと足元を見ると。。。。
ハトまで縮こまってました。(笑) 寒いもんね。
ちょっとお腹も空いてきたような気がするけれど、クリスマスマーケットのスタンドもまだ開いていなくて。
西側に広場には、お花屋さんのマーケットが出始めてきました。
クリスマス用品の一部というのか、アドヴェントクランツのような、季節のオーナメントなのか、冬を感じさせないリースが売られています。
食べ物系の屋台で唯一開いていたお店。
ビスケットのような見た目。炭火で焼き色をつけて食べるようなのですが何だか分からないので食べてみることに。
なんと、これ、チーズでした。しかも歯ごたえしっかり。噛むたびに、キュッ、キュッ、と歯の奥で音がします。ちょっと塩っけが強いので、クランベリージャムをつけて食べるのが主流のようで。
お茶でもしたいなぁなんて思っていたら、プップクプ〜と遠くまで響く音が。走って音のするほうへ向かうと、St Mary's Churchの塔の上でラッパを鳴らして時報をお知らせ!毎時間、4方向に向かって鳴らしています。南東側の窓から、一番最後で、数人がみていれば、ラッパ吹きの人が手を振ってくれます。(笑)
(写真の矢印のところから、ラッパを窓の外に出して時間をお知らせ)
そうこうしているうちに、やっとクリスマスマーケットも開き始めました。残念ながら、売られているものは、どこのクリスマスマーケットでも見られそうなものばかりで、ちょっとお土産になりそうなものがなかったですが。
こちらにもグリューヴァインのような(同じ?)飲み物、Grzaniec Galicyjski(どう発音するのか分からないけど)。ワイン樽のテーブルに、ワイン樽の売店。目の高さに小さな窓が開けてあり、樽の中に居る人から買う。(笑)
市街をぐるりと散歩し、明日はきっとお店は閉まってしまうだろうから、何か面白いものないかなぁ〜とお店を物色したり。
お水などをスーパーで調達しようと、ちょっと中心から離れ。
そこそこアルコールなども手に入れて、Vistula川沿いを歩いてホテルに戻る。
雪景色に浮かぶヴァーヴェル城。
川の水はうっすらと凍っていて、水鳥が氷の上を滑りながら歩いている。
寒さで少し疲れたのでホテルで休憩。
本読んだりのんびりしていたら、再び外へ出る気力がなくなったけれど、奮起してもう一度、Rynek広場へ夜のお散歩。
通りのクリスマスのデコレーションには光が灯って。
夜9時にも、St Mary's Churchのラッパ時報はやってました。一体何時までやってるのでしょう。
広場にあるTown Hall Towerの前のクリスマスツリーを背景に、記念撮影をする人達も。
ポチッとな。Dziekuje!

まだまだやってます!
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