イグアスフォールズは、アルゼンチンとブラジルの国境沿いに位置。初めに、アルゼンチン側のイグアス自然公園を訪ねます。
8時半のバスにに乗るべく、ホステル前のバス停へ。
同じホステルに宿泊しているという女性が二人。行き先は同じ自然公園。彼女達もバス停で出会ったばかり。そして到着したのも同じ昨日。軽く自己紹介なんかして。
というわけで、今日は女3人旅デス。
満員のバスに20分ほど揺られて、開園とともに40ペソの入園料を払い中へ。
案内掲示板で園内の地図をチェック。
歩いていると案内の人達が声をかけてくれます。
当初の私たちの予定では、まず園内の電車に乗って、Garganta del Diablo(Devil's throat:悪魔の喉笛)まで行った後、手前の遊歩道へ。
案内人によると、今が一番Devil's throatが混んでいて、オススメは、ここから遊歩道でアルゼンチン側の滝を見て回ってから、電車でDeivl's throatへ行った方が良いというので、大人しく従ってみました。
園内の電車の停留所は3箇所。入園口、遊歩道入り口とDevil's throatへの入り口。
メインゲートから2番目の遊歩道入り口の駅。
Coatis(日本語ではハナグマというらしい)がお出向かえ。という程呑気なものでもなく。観光客が残していった食べ物やおねだりをして集まっていて。この時は、リュックに入った係りの人のお昼ごはんを、カバンをこじ開けて食べていて。
野生動物なので餌をあげてはいけませんと注意書きがあるのですが、今までにたくさんの人があげてしまっていたのでしょう。人が食べていると群がる、群がる。。。
さてさて、ここから線路とは離れて本格的に遊歩道に。
大トカゲがのそのそ歩いていたり、冠のある鳥が飛んでいたり。
滝へ到着するまでにも、自然観察が出来ます。
擬態するトカゲ、寄生植物に覆われた木、椰子の木に長い筒状の巣を作って住む背に赤い斑点のある鳥、鮮やかな模様の蝶、etc。。。
本によると、2000種類以上の植物、数え切れないほどの昆虫、400種の鳥類に、たくさんの哺乳類と爬虫類がこの森にはいるそうです。
キーキーと鳴く鳥の声を聞き、木々の間に動物を探しながら初めの滝スポットは、イグアスの滝を遠くから一望。
但し、Devil's Throatはまだまだこの先にあります。
ここからでも十分滝の流れ落ちる音は聞こえます。
この遊歩道からは、Devil's Throatまでは行けませんが、さらに先まで続いています。
日頃ならば、見るだけで”うひゃぁ〜”っと叫んでしまいそうな毛虫でも、ここにいると、珍しいね、かわいいね、と思ってしまうから不思議。(笑)
羽脈が変わったハエが腕に止まっても、観察するぐらいの余裕。追い払うなんでもってのほか!(笑)
少し滝の核心部に近づきました。
鷹が滝の上部を飛び回っています。
しばらく見ていると、ボートが滝つぼに近づいて行くではありませんか!
遊歩道を降りてゆき、カメラを防水ケースに入れて、いざ乗船!(50ペソ必要)
初めにアルゼンチン側の滝で、写真撮影やDVD撮影(および販売)を説明して、Devil's throatの方へ船首を向け。。。
手前の滝へ突っ込みます!しかも2回。
写真でわかりにくい(わかりやすい!?)と思いますが、びしょぬれですからね。水着で乗船される方も多く。荷物に対しては、ちゃんと防水の袋を各自に貸してもらえますので、この袋に入れておけば、着替えもタオルも濡れずに済みます。
もう一度、アルゼンチン側の滝へ戻り、そしてここでも滝に突っ込みます!
ぐしょぬれになったところで、船を降り、今度は別の船に乗り込みます。Isla Grande San Martinという島が向かい側にあり、そちらへの渡し舟。こちらは入園料に含まれています。
かなり急な階段を上りきれば、後はのんびりの遊歩道。
赤いユリが咲き、
青い蝶が羽休め。
鷹が群れる崖の上では、求婚でもしているのか、大きく羽を広げた鷹が。
ハキリアリの行列も見れました!小さく切られた葉っぱが続いていて、しばらく追ってみたけれど、結局、行き先はわからず。
そして、↓こちらが、この付近でDevil's Throatに次いで最も大きな滝、Salto San Martin!水量とお腹に響く轟音に圧倒されます!
ボートで中洲を後にし、園内の電車に乗って、自然公園内の一番奥荷位置する、Devil's Throatへ向かいます。
電車を降りて再び遊歩道。
Rio Iguazu Superiorという非常に広い幅の川を渡って。目指すポイントに近づくと、壊れた遊歩道や遊歩道跡が。洪水の度に壊れてしまうようで、下の歩道は1992年の洪水で壊れてしまったそうです。
そして遂に滝に到着!
話声など聞こえないくらいの水の音。じっと見ていると吸い込まれそうに。滝の裏側にはツバメが巣を作っているようで、滝に飛び込んでいくツバメがせわしなく飛び交っています。
↓見学道はこのように。
滝の高さも然ることながら、水煙で滝つぼは見えず。
公園入り口へ戻る最終電車に間に合うまで、のんびり座って心行くまで滝を見つめ。
太陽の位置が丁度良く、虹がかかります。
上がる水しぶきは留まっているわけでないので、滝にかかる虹が部分的になったり、完全な半月になったり。
再び川を渡って戻る途中に。
ワニがいました♪
口から葉っぱ出しながら寝てるし。(笑)
公園外のバス停で、ホステルへ戻るバスを待っていると、ネズミの仲間と思われる動物がモソモソと夕ご飯。
9時の開園から18時の閉園までたっぷり遊んで。
ちなみに、出場前に、ゲートでチケットを出せば、翌日のみ半額で入場できます。パスポートなりの公的身分証が必要なので用意しておきましょう(入場券に紙を添付して、身分証の番号と名前を記入されます)。それと、チケットを失くさないように。
今回は逃したけれど、満月周辺の3日間は、天気が良ければFull Moon Tourを開催してます。都合が合えばこちらも参加してみたいですね!
さて、ホステルへ戻って、女3人、プールで泳ぐことにしました。
すっかり疲れているかと思えば意外と泳げてね。深さも適度でよいプール。
一度着替えて、20時までのHappy Hourでカクテルを飲みながら。
今回の同行者を少し紹介しておきましょう。
オランダ出身のシャーロンは、チリの標高3000mで働くフランス系会社で働く物理学者。アウトドアスポーツが好きで、仕事場から300m降りたアパートにあるプールに、自前のカヌーを浮かべてトレーニングしたり。(笑)
ノーラはミュンスターに住むドイツ人。現在、就職前のYear Leave中。
カクテル2杯でみんなヘロヘロ。(爆)
机の上に置いてあるオランダ国旗を、フランス人達は位置を変えて、フランス国旗にしやがるんだ、とご立腹のシャーロンに、爆笑するノーラ。(笑)
ポチッとな。Gracias!

ハッピーアワーって、USではときどきお世話になりますが、南米にもあるんですね。
一言ではもったいないんです。(笑)
Happy HourってLondonのPubに当然ありますし、シュトゥットガルトのパブもありますよ。ホステルっていろんなところから集まってきてるから、”=南米”ではないかも知れないです。街のレストランには見かけなかったデス。