セウダ・ボリヴァーの空港前には、エンジェルフォールズを世に広めた、Jimmi Angelが乗っていた(墜落した)セスナ機が、現場から引き上げられて展示されています。
搭乗手続きを済ませ、空港使用料を支払い。
ドイツ人3人とともに搭乗。どうも同じツアーの参加者らしい。
搭乗機は6人乗りのセスナ機。
黄緑色の大地が、濃い緑に変わってくると、テーブルマウンテンという、頂上が平面の山が現れてくる。
約1時間半の飛行で少し気分が悪くなったけれど、滝が広がるLaguna de Canaimaが見えてきて、カナイマに到着。
到着して直ぐにツアーのガイドさんに案内されて、空港使用料を払う。空港の待合所は、何かの葉で葺いた屋根。
もう一グループ加わるため、しばらく待合所にて待機。
日差しに当たれば汗が流れるけれど、日陰に居れば過ごしやすい。湿度は思ったほど高くない。
果実の種で出来たと思われるアクセサリーを売る露天が5店程。特に押し売りをするでもなく、日長一日ここに居るらしい。
スペイン人8人が加わり、合計12人。
飛行場から赤い土の大地を歩き、キャンプサイト、Wey Tepu Campへ。
このカナイマには数軒のキャンプサイト兼ツアーを実施するところが幾つかあり、ウェイ・テプ・キャンプはその1つ。食堂と渡り廊下は葺き屋根になっている。
カナイマ、Tepui(テプイ)と呼ばれるテーブルマウンテンとエンジェルフォールズの地形や歴史について、キャンプの予定の説明を受けて。
大きな荷物や貴重品は、このキャンプに置いて、一泊分だけを持って(と言っても、ワタシは分散するほどの荷物を持ってないけど)、さぁ、出発デス!
キャンプ場の裏手から続く、上り坂を歩き、ラグーナの滝の上へ。
滝の流れ落ちる轟音を聞きながら、緑の木々と水の流れに恍惚となります。
琥珀色の水が流れるCarrao川の上流へ、12人とガイドさん1名、ボートの操舵2名が、1つのボートでさかのぼって行きます。
ボートの先頭から吹き上がるしぶきを受けながら、川岸の植物や時折飛び交う鳥をみて。
ボートの後部には、みんなの荷物をビニールに多い、防水対策。
ちなみに、ボート内は水浸しになります。ワタシの運動靴は直ぐにびしょぬれ。(笑)
途中で流れが急な場所があり、以前、30名が亡くなったとのことで、この場所は、ツアー参加者は歩いて、その先で再びボートに乗り込みます。
遠くのテプイを目指して、ボートは更に上流へ。
しばらく行くと、左手に小さな滝、Rapidos De Mayupa。
この滝つぼで一汗流し。
カラカスで買った水着が活躍するものの、T-バックが心地悪く。(笑)
滝の裏に入れるよ!と教えてくれて、裏に入ってみると、お腹に響く音としぶきで息が苦しくなるほど。
水遊びを楽しみ、再びボートに乗り込んで更に奥へ。
船上で、遅めのお昼ご飯で、サンドイッチを二つ。水分補給にコーラ。ガイドのフレディから2杯目をもらうと、どうも、ラム酒が隠して入れられている!?(笑)
フレディがヴェネズエラの国歌を歌い、ワタシにも国歌を歌えという。ここで君が代を歌うことになるとは思いもよらず。(笑)
隣に座っているドイツ人ミヒャエルも、ドイツ国歌を歌い。(笑)
向かう先の雲行きが怪しくなってきて。雨雲の下に入ると、かなり雨足が強い。少しでも濡れないようにと、トレッキングのジャケットについているフードを頭にかぶる。雨が止めば、今度は気温が下がって、肌寒い。ジャケットの前を更に閉める。
雨が降ったためか、周りの山々から滝のように水が流れ落ちている。
風景が目指すエンジェルフォールズに近いであろう様相になってきて。それでも、まだまだボートは上流へ。
Rio Churun(チュルン川)へ入ると川幅が狭くなり、川の流れも、右へ左へとカーブが多くなる。雨のせいか、流れも速い。
1時間半。
オシリに痛みも感じ、ひざを曲げ続けているのにしびれて、遂にエンジェルフォールズの目の前まで来ました!(↓写真の左端がエンジェルフォールズ)
今日はこの前のキャンプサイトで、モスキートネット(蚊帳)つきハンモックで寝ることになります。
洗濯干しのひもに、ジャケットと靴下を干し、晩ご飯の準備に鳥肉を串焼きにしている火で、濡れたジーンズを履いたたまま乾かして晩ご飯を待ちます。
気温が下がったためか、幸運なことに(?)、蚊の出現は見られず。
初のハンモック睡眠も結構快適。
足と頭をハンモックに対して斜めにして寝るのがコツだそうです。
ポチッとな。Gracias!

前の記事にコメントしようとして「投稿失敗」になったので何度もリトライしてしまいました。重複していたら削除してください。m(__)m
言葉がわからないと臆病になりがちですよね。ワタシを見つけられるかもしれないと思ってお出かけしてみては?(余計出かけないか?笑)