略してIAA。国際自動車展示会とでも訳すのか。(笑)
モーターショーで良いんですが。(笑)
乗用車と商用車が交互に、IAAとしては毎年開催されます。
去年はハノーファーでNKW(Nutskraftwagen:ヌッツクラフトヴァーゲン=商用車)でした。
今年は、フランクフルトでPKW(Personenkraftwagen:ペァゾーネンクラフトヴァーゲン=乗用車)の第62回IAA。
本当は、個人的には、こんなんより、シュトゥットガルトで開催してた、世界陸上Finaleを観たかった。熱烈に。
IAAF。”F”がついているだけで、こんなに催しが違うなんて。
仕事の一環で仕方なく行ってきた。(涙)
気が乗らなかったのもあるけれど、全部は見なかったけれど、あまり目を引くものがありませなんだ。
大体、どのAssembly Makerも似たり寄ったりのデザインで。
モーターショーのオススメは、おねぇちゃんでもなく、自動車完成体でもなく、かなり地味で、ほとんどの人が素通りする部品のブース。
これこそ、モーターショーでしか見られないんですよ。
新型なんてもんは、そのうちディーラーで並ぶし、コンセプトカーは張りぼてだし。もちろん、デザインの観点で言えば、十分見る価値はあります!
でも、ここでは、ワタクシ一応機械屋さんの端くれなんで、意匠の部分はその専門な人にお任せして。
Assembly Makerでは、車体のSub-assyのモデルが見れます。例えば、ドライブトレインとか、エンジンとか。
ディーゼル車の心臓(ダイムラーの展示から)。吸気・排気系統をカットしたモデル。
各パーツを作ったり、粗材を作る会社も回ってみて下さい。
鋳造、加工、カムを作ったり、バネ、プラスチック製品の射出成型や、ハーネスなどなどなどなど。それぞれ、専門にやっているだけに、Know Howいっぱい、薀蓄いっぱいデス。
ディーゼルとガソリンシステムを平行展示(どこの展示か忘れました。ごめんなさい)。
アンテナはこんなんなってるんですね〜。
欧州と日本とでの寒さの質の違いから、スタッドレスタイヤの溝は異なっているなんてことも教えてもらえます。
Densoでは画像認識技術や温度感知センサーなどの体感コーナーがありました。ほとんど人が居なかったけど。
こちらはMatsudaのロータリーエンジン!
車を切り取ってみてましたが、やっぱり少しは全体も見ておかないとということで、最後に幾つか。
Nissan Micra(ミクラ:マーチの欧州名)のカブリオレ。Micra C+C。
1.6L、110PS。EUR17,490〜。日本発売はあるのか!?(笑)
個人的には売れそうな気がするんだけどね。マーチにしては高いか。。。
次は、Bond Car、Aston Martin DBS。
せっかくなので、DB9を試乗(座るだけですが)。
ホイール、インテリア、ステアリング。
座ってみたら、これがまたピッタリなのよ。次はAston Martin買うか!(買えないって。。。涙。)
やっぱり、スポーツタイプなので、トランクは小さい。
周りに居る人および案内の人で、小さいねという共通の感想を持ちながらジッと見つめること10秒。
エンジンルームも開けてもらって。
48Valve、V12、6L、5935cc。4.9secで0-100kmの加速。Max. Speed300km/h。Max.Torque570Nm@5000rpm。
このスペックが一般道で必要だとは決して思わないデス。が、ドイツでこそ使える性能か!?(笑)
締めくくりは、ワタシの車の次代車、308を見にPeugeotに。
308RC Zはちょっと重い感じがします。
Mitsuoka応援しているので、次回はフランクフルトでも観れると良いなと。
おまけ。
Orochiの購入方法に受けた。(爆)
サクッと、”予約受付申込書(PDF)をダウンロードし、太枠内をご記入頂き、下記口座に予約申込金 (2,000,000円)をお振込み下さい。”とな。
Handmade、完全受注生産。4年で400台を予定しているのだそうです。
価格は、11,970,000円 (消費税込み車両本体価格)
一番最後には、”その他ご不明な点がございましたらオロチ専用フリーダイヤルxxxまでお気軽にお問い合わせ下さい”とある。
そんなに、お気軽にお問い合わせできるような金額ではないのだけど。。。(笑)
続きは光岡自動車のWeb Siteでどうぞ。
ポチッとな。Danke!

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酔わなさそうだから(爆)
あ〜私もエンジンがわかったらすごく興味深いだろうなぁと思ったのを覚えてます。
のだめさんはエンジニアなんですよね!
素晴らしい♪ 私はエンジンの事は何もわからないのでもっぱらデザイン重視ですが…。
あともちろん運転のしやすさね!
帰国する時に、お持ち帰りしましょうか?(笑)
>Yogacatさん
エンジンのみならず、トランスミッションやら、排気処理やら、電装系やら、まだまだ切取ったらキリがありません。
デザインだけでも、その曲線・あのエッジなど、板金の技術が活きてます。
一部分をみて、どうなっているとか、どうやって作ったとか、考えてみると面白いです。
運転のしやすさでも、どうして運転しやすいとか、シートの形状?位置関係?が丁度いいから?とか。人間工学という分野もありますからね。
車に限らず身の回りのモノでも楽しめますよ!