一部、シュトゥットガルトの表記がシュツットガルトなのかシュトゥットガルトなのか。他にもあるし、どれが正しいのか?と質問を頂きましたが、私にもわかりません。
独語でワタシのミミで判別して独語で話す限り、”シュトゥットガート”と言っております。ドイツ語講座なんちゅうもんは、ワタシにはできませんが、かつてのドイツ語とことなり、近年は”r”を伸ばす傾向だそうで。
さて。
日曜日まで行われていたヴァインドルフ。
独語をやっておられる方はわかると思いますが、”Wein=ワイン”、”Dorf=村”でございます。
9月初旬はドイツの南側のブドウの産地では、ワイン祭が開かれるんデス。
ワタシの聞くところによると、マンハイムより少し南西へ行った辺りがどうも盛大らしいのですが、シュトゥットガルトも”Baden(バーデン)”や”Wuerttemberg(ヴュルテムベァグ)”という銘柄のワインの産地。
ブドウの品種としては、ルビー色の赤のTrollinger(トロリンガー)、白のRiesling(リースリング)。
街中から少し離れただけで、小さいながらもブドウ畑が見られます。
ブドウ畑をトレッキングするツアーも、4月〜10月の毎月第一土日に開催されたりしています。
このヴァインドルフ。
シュトゥットガルトでは指折りのお祭の1つ。
三大祭と言いたいところなのだけど、初めにクリスマスマーケットをあげて、10月のフォルクスフェスト、そして4月の春祭り(フルーリングフェスト)が3大になってしまうので、4番目かな。
フォルクスフェストと春祭りは、スタジアムに近いので、街中で行われるお祭としては2番目に大きい。この二つはともにビールのお祭。
ヴァインドルフの雰囲気としては、クリスマスマーケットが秋の装いのレストランに入れ替わった感じ。
あるいは、ビールの祭がワインに変わっただけとも言われたりするみたいですが、ワタシの見た目では、クリスマスマーケットの雰囲気が近いと思う。
年々盛大になっていマス!
詩人Schillerさんにちなんだ広場、シラープラッツからマルクトプラッツまで所狭しと屋台が出て。
各店舗とも同じグラスに、それぞれの独自の彫りを入れてあります。
ワインを注文すれば、グラスのお金もディポジットで払いますが(1ユーロ程度)、買ったお店に返却すればお金は戻ってきます。
オリジナルのグラスも作ってもらえる屋台もありマス。
お店でワインをグラスで買って、呑み歩き〜♪(笑)
ドイツはワインもお安いでございますのよ。
ちゃんとワインの銘柄を選べる屋台もありますが、多くはワインをメインにシュベービッシュ料理を出してくれます。
赤、白と普通にありますが、この地方のロゼワインは、赤と白を混ぜただけというSchillerwein(シラーヴァイン)というのも。
新ワインも出ています。
変り種は、Bowle(ボウレ)。
以前、ワールドカップ中にもご紹介しました。→ブラジル。
基本は白ワインにスパークリングワインを混ぜ、小さく切ったフルーツを入れて出来上がり。フルーツは、苺であったり、メロンであったり、フルーツ缶詰であったり。
サクッと飲めてしまうので、飲みすぎに注意デス。
こんなに書かれても、どんなんかわからへん〜!とお思いの貴女に貴方。お写真がございます。(笑)
屋根には、こんな可愛らしいデコレーションもありますです。
今年は終わってしまいましたが、毎年開催なので、近くに来たなら寄ったって〜。
ポチッとな。Danke!

お友達を訪ねてでも(ワタシでもいいですが。笑)、ワイン祭にいらして下さい〜。