木曜日の晩に地図を見て行き先を決めました。
一度行っておこうと思っていたAuschwitz。
飛行機や電車を調べてみると350ユーロはするので、車で行くことに。
81号を北へ向かって、ハイルブロンで6号を東へひたすら向かえばプラハへ行ける。そこからブルーノ経由で北上すればアウシュビッツ。
2泊してぐるっと回れば3日で何とか帰ってこれる。
距離感むちゃくちゃですが。
所詮、ワタシは無茶な人。実行してしまいました。(笑)
最初の宿泊所をOlomouc(オロモウツ)に定め、途中休憩がてらどこかを観光しようと2泊分の用意をして曇り空の下、シュトゥットガルトを出発。
幾つかの工事中のために渋滞があったものの、高速の国境検問まで3時間とちょっと。早い、早い。
検問所脇の両替商で、チェコの1週間の高速通行を10ユーロで買い、クローネに両替。
Plzen(プルゼニュ)を過ぎてBeroun(ベロウン)で高速を降りて地方線116号に。勾配もさることながら、ヘアピンカーブも続出の山道を、Berounka(ベロウンカ)川沿いの崖を時々見ながら30分くらいでカルルシュティンに到着。
川沿いにあるキャンプ場には、夏休みと言うこともあってか、キャンピングカーで大賑わい。
駐車場に車を停めて向かう先はカルルシュティン城。
参道のような道からは、城が良く見え、道の両脇はお土産屋さんやレストランが埋め尽くす。
ひたすら続く上り坂を登っていくと、城門があり、さらに砂利道を登ってお城の入り口にやっと到着。
中へはガイドツアーでのみしか入れません。
外国語ツアーは90クローネ増しの220クローネ。
この日最後の英語ツアーはたったの5人。
ツアーには2種類あるもの、金で装飾されたChapel of the holy crossへ見学できるツアーは、人数制限のため事前予約をする必要あり。今年は6月から10月まで。
今回のガイドツアーは通常のもの。
現在のポーランドとドイツの一部を統治していたローマ皇帝カール4世(カレル4世)の4人の后の話や、彼が先祖をとても大事にしていた話、井戸の塔の話など、面白いものデス。
城の一部は岩がそのまま取り入れられていたり。
城の外部に取り付けられた木製の部分はお手洗いだったり。
(穴が開いていて、そのまま下へドボンとなるらしい。笑)
ガイドツアーは1時間。
そのまま、お城の外周を散策。お城からは緑に覆われた山々。
この中り、Czesky Kras(チェスキー・クラス)と呼ばれる山岳地域。洞窟などもあり、トレッキングも楽しめる様子。
↓Ladybird Spider(テントウムシ蜘蛛?)と呼ばれるこんな蜘蛛もいるとか。蜘蛛はあまり得意ではないけれど、こんな蜘蛛ならちょっと見てみたいね。
さて、そろそろお宿探しにオロモウツへ移動しましょう。
ポチッとな。Dekuji!

【関連する記事】