これからドイツ語を習おうということで、「絵本を買う!」というので漫画屋さん(あるんですよ)とシュトゥットガルトでは一番大きいと言われるクューニッヒシュトラッセにあるWittwer(ヴィットヴァー)という本屋さんへ行きました。
不要な所には不用意に立寄らない方が無駄遣いをしなくて良いのデス。
一緒に絵本を見ていたら、全体的に緑色がかって居て、ちょっと好みな感じ。手にとって読み進めたら笑った。(笑)
本のタイトルは、Gehoert das so??! -Die Geschichte von Elvis(Amazon.jp)。肝心のタイトルのところがイマイチ良くわからないのだけど、”本当にそうなの?”とかいう感じなのではないかと思います(わかる方、サポート、プリーズ!)。副題は”エルヴィスの物語”といったところでしょうか。

Amazon.jpではあらすじすら書いてないのですが、Amazon.deでは、ちゃんと書かれていました。
赤い大きな手提げ袋を引きずった小さな女の子。とっても悲しそうにしています。誰も彼女がなぜそんなに悲しいのかわかりません。聞いてみれば、エルヴィスが死んでしまったと言います。尋ねた人は、エルヴィス・プレスリーを思い浮かべます。でも、彼女の言うエルヴィスは、エルヴィス・プレスリーではないのです。
最後は少し寂しい風を残しながら、手を振って去ってゆきます。絵自体はCGなので手書きの挿絵ほどの温かみはないですが、Deutscher Jugendliteratur Preis(ドイツ青少年文学賞?)を受賞の秀作デス。
子供の頃に読んだ絵本で、一番覚えているのは、すてきな三にんぐみ。

知っている人も多いかもしれません。
作者のTomi Ungererさんはストラスブール出身。2001年11月28日に70歳のお誕生日を迎えられたようです。原文はフランス語かドイツ語でしょうか。
英語版は絶版のようで、古本でしか今は手に入れることが出来ないようです。しかも高額!プレミア品!?
独語版は健在。お手頃価格。
おまけの仏語版。
この3ヶ国語版ではどれも”3人の泥棒”というタイトルですね。
Tomi UngererさんのOfficial siteがありました。
もう1つ。
母の実家に行った時に、近所(?)のダイエーの本屋さんで、お正月休みに祖父に買ってもらった本。サンタクロースっているんでしょうか?

表紙の肌触りがとても気に入って買ってもらった覚えがあります。赤い帯がついてたなぁ。
とても有名な実話を基にしているので、読んだことがある方も多くいるでしょうね。
たまには絵本に浸ってみる。ポチッとな。Vielen Dank!

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コメント&TBありがとうございました!
絵本にエルヴィス・プレスリーの名前が出てくるなんて、ちょっと驚きです。
今の日本の子供達には「?」かもしれませんね。
ウンゲラー(アンゲラー?)のサイトがあるなんて知りませんでした。
でも、英語も独語もできないので、画像を楽しみました^^
プレスリーが出てくるなんて、小ジャレテますよね!
私、作者はもう亡くなっていると勝手に思ってましたが、ご健在なんですね。新作も楽しめるとなると、益々楽しみです。
>Saoriさん
ドイツ語勉強してない私には、辞書で単語を引きながらで時間かかったんですけど、ほんわかしました。本屋さんで、何かオススメが見つかったら、教えてくださいね!