午後の予定。それはStarlight Expressという名。すなわち!
砂漠に一泊ツアー!
砂漠宿泊ツアーは幾つかの会社が企画していますが、今回利用したのはArabian Adventures。砂漠でやってみたいことをPick upすると、Desert Safari、Sand Ski、Overnight。日帰りデザートサファリには夕食時にベリーダンスが見られるらしいけど、個人的には興味なし。やっぱり泊まらないと!寒いって言うし、さそりとか出ちゃう?とか(笑)。
頭の中にはいろんな想像てんこ盛り。
サンドスキーは事前に聞いておいたら、4WDを一台貸切するのであれば追加で出来るとのコト。一人だし、今回は断念。サンドスキーだけのツアーもあります。
ツアーは4WDで。ドゥバイを15時に出るように、それぞれのドライバー兼ガイドさんが参加者をホテルにピックアップ。ホテル以外の場所ではピックアップしてくれないそうです。
私のホテルには14:45。
夜寒いというから上着を2枚、お手洗いも紙が必要?とトイレットペーパーひと巻き、それからカメラをリュックに詰め込んで、ちょっと休憩。
休憩中。
さて。ロビーへ降りますか。
ちーん。エレベータのベルが鳴って1階に到着。すると、ホテルのベルボーイさんが「501号室?」と聞く。
そうですが?
アラビアン・アドヴェンチャーの人が丁度来たところで、2つあるエレベーターで入れ違いになるところ。
ドライバーさん(名前忘れた。でも今回は若いのよ!25歳ですって。笑)と挨拶して車へ。
先にシンガポールからの男2女1の同僚三人組が乗り込んでいて、私は助手席へ。自己紹介を軽くして、さぁ出発!
見える場所については観光案内をしてくれます。
1台だった4WDも少しずつ集まってきました。
最初に速度を落としたのはSheikh Mohammed(シェイク・モハメド)の館前。門から200mほど真っ直ぐ公道へ道が伸びていてその両脇に緑地が広がる。この道には孔雀が放し飼いになっていて、車に対して威嚇し、オスの孔雀が見事なまでに羽を広げてくれる。それなのになぜ写真がないか?シェイク・モハメドの館前は撮影禁止なんです。撮影したら警察が来るのだそうで、残念ながら写真ナシ。でも、見事でした!
孔雀を見ながら、ここで他の4WDと合流し、いよいよ砂漠へ向けて高速道路に乗ります。
街を抜ければ、高速道路と言っても片側一車線対面通行。車線の両脇には砂漠が広がります。とはいっても柵が張り巡らせてあり、車を降りたにしても簡単に砂漠へ入れるわけではありません。
途中、砂漠まで最後のガソリンスタンドでトイレ休憩がてら、まだ合流していない残りの4WDを待つ。
車内では雑談に華を咲かせます。
ガイドさん 「日本人のお客さんはいいんだよ。」
ふんふん。
ガ 「いいんだけど、直ぐ寝るんだよね〜。で、「砂漠に着いたよ」っていうと、みんな即行起きるんだよ。」(一同爆笑)
ちなみに私はドイツに住んでるから、日本人ではないんだってさ(それでも日本人だぜよ)。
ガソリンスタンドから15分程走らせたら遂に入り口。ゲートでチェックを受けます。砂漠は自然保護区(Dubai Desert Conservation Reserve)。
このエリアへ入って2,3分ほどで写真スポットとして一時停止。一方、それぞれの車両のタイヤの空気圧を落とす。
同じ一隊は10台弱。日本人の方も参加していました。
「ついに来たね〜!」なんて喜んでる日本人の女の子2人組みとか。かわいいわ。日本人の女の子って。(笑)
2人組みの男性がドイツ語で会話していたので、どこから来たのか聞いたらフランクフルトからだそうで。
合間に勝手に写真を撮って後で写真を売りつけるという商売もあり(結局、私の所には後で見せにも来なかった。良ければ買ってあげたのに。笑)。
うちのガイドさんが、他の4WDでガイドをしているインド人の人を紹介してくれて。また、めっちゃ日本語うまいねん!日本語はインドで習ったんだそうですよ。聞いたら、日本の代理店が、デザート・サファリとしてアラビアン・アドヴェンチャーを利用していて、4割が日本人なのだそうです。それでも、一泊組みは「珍しいですねぇ(日本語で)」。
空気圧も砂漠仕様になったところでデザートサファリ開始!
横にも縦にも傾斜を波乗りのように越えて行きます!
途中、角の長いウォーターバック(だと思う)が居たり、ラクダが居たりを見ながら、車内であっちへこっちへ揺られてサファリは続く。
再び写真スポットで停車。
砂の模様は様々。風で出来ただけなのに面白い。
小さい白い花を咲かせる植物もありました。
一隊は砂漠の奥へ。
ラクダ牧場を外からちょいとだけ見学。
そして更にデザートサファリは続きます。
と。
調子づいてスタック。
さらさらの砂なので、掻き分けて直ぐに脱出デス。
このガイドの為に別のドライヴィングライセンスが必要なのだそうです。ここは一応保護区とはいえ、人が来ることもあるでしょうが、様々な事態を想定しなければいけないのでしょうね。
そんなこんなで遂に今晩のお宿、ちょっとしたくぼ地に到着。
気がつけば、あんなにいた4WDが3台に減っていました。ここからガイドさん達3人は、食事の為に火をおこしたり、テントの準備をしてくれます。
お客さんである私たちは、好きなまで砂漠を歩いていったり、砂漠に落ちる太陽を見て。
砂丘って登りにくいということを習いました。
ずぶずぶと砂の中に足が入って、上から砂が流れてきて、登っていても少しずつ下がっていってたり。小さな丘すら運動量多デス。
お手洗いに行きたくなったので、1つ砂丘を越えて。
持参したトイレットペーパーもありますが、ツアーにはちゃんと用意されてました。ちゃんとしてるのね。。。
のだめ 「お手洗いはどこでしたらいい?」
ガイド1 「どこでも好きなところでしなよ!その丘越えたところとか。穴掘ってな。終わったら埋めちゃいな。」
ガ1 「紙あるぜ。」
の 「さんきゅー。」
と、こんな感じ。久しぶりにオシリを下界に晒しました。(笑)
ちょっと不思議なんだけど、他の人がお手洗いに行く気配が全くないんだよね。西洋人ってお手洗い行く回数少ない?
とっぷり日が暮れてキャンプファイヤー状態。
砂の上に引かれたラグの上で、今までの旅についてや、ドバイについての話など。
ここで一隊をご紹介。
■ガイド3名
うちのガイドさん;パキスタン生まれ、どこかと2重国籍
ガイドリーダー;James。ゴンゴ出身
第3のガイド;詳細不明、でもUAE出身ではない
■フランクフルトから男性二人組み
■ドバイで一人暮らし中のアメリカ人女性、家族(ご主人、息子さん、娘さん2人)は、世界中でばらばらに暮す
■スイスから男性二人組み(片割れがボヤッキーに似ている)
■同乗のシンガポールの同僚3人組(男2、女1)
■アメリカからご夫婦
■のだめ。
以上、14名でございます。
晩ご飯のメニューは、鶏肉・羊肉の2種類を焼いて、ご飯とカレーを端っこで同じ火で温める。アラビアンチーズクリーム、ハーブ系葉っぱの刻んだのに柑橘系の絞り汁のかかっているさっぱりした付け合せに、ピタパンも!火にかけないものは車の荷台部分に置いて。
どれもたっぷり用意されていて、おいしいしもうお腹が一杯。でも、カレーと葉っぱはお替りしました!
食事の後はデザート、といきたいところですが、さすがにデザートはナシ。変わりにShisha(シシャ)。水タバコというヤツです。ドゥバイ単身在住アメリカ人女性に、「私もタバコは吸わないけど、シシャは大丈夫よ。」との言葉に、チャレンジすることに。シシャはノンタールで極低量ニコチンと言われているけれど、データとかは全然見つからないので真相はわからない。
中にシシャを入れ、上に穴を開けたアルミホイルをかぶせ、その上にBBQで使った炭を乗せてふたをします。口から吸うと、水のコポコポという面白い音がするんだけど、2回だけしかもほんとに軽く吸ってみたけれど、私はそこまで勢い良く吸えず音が出なかった。けれど、苺のふわっとした香りは楽しめました。口から煙が出るのが面白かった(笑)。全く煙臭くないのね。みんなで回して吸うので、ガイドさんがマウスピースをくれます。
↓シシャを吸うガイドのJames(笑)。
シシャを中心にみんなでドゥバイ情報や旅について語りあい。
ドゥバイの沿岸には、the Palmと呼ばれるパーム椰子の形をした埋め立て地(そのうちの1つThe Palm Jumeirah)があり、レジデンスやレストランなど、現在建設・販売中。そんな埋立地と同じようにThe Worldと呼ばれる世界を模した埋立地も建設中。小島で世界地図を表し、島ごとに販売しているらしいのだけど、まずはそれを買うために招待を受けなければならず、著名人に声がかかっているとのこと。地元新聞は、Rod StewartがEnglandを買ったということが報じていた、とドゥバイ単身在住アメリカ女性。Beckhamは招待されたらしいよ〜とか、後はだれだろうね〜、Bushは?なんて話しをしたり。
日本だと誰なんだろう?○姉妹とか?日本を買う人はだれだろう?っていうか、日本もあるの?
買おうと思って販売店(?)へ行くと、自分の島と行き来するのに必要なため、まず船(ヨットetc.)を持っているか聞かれるらしいとか。
ドゥバイには2割しか地元の人がいないけれど、過剰なまでの補助を受けているのだとか。教育費は無料で、確か大学まで含まれているらしいんだけど、働かないんだとか。働かないので教育が必要なのか?とかとか。
キャンプファイアーでは、ドゥバイの時事問題に詳しくなれます(笑)。
満点の星空を見たり、煌々と光る月を見ながら、夜は更けていきます。
明日の日の出を見たいので早めに寝ることに。
上着を二枚着込んで、テントの中の寝袋に早めに潜りこみ。かなり冷えます。ホテルで借りてきていたバスタオルもブランケット代わりに使って。
砂漠で就寝。ZZZzzz...。
ポチッとな。Vielen vielen Dank!

【関連する記事】
日本語入力が出来なかったのでコメントは出来ませんでしたが、ゆっくり静養されて下さいね! それにしても、だんな様やご家族の方はさぞびっくりされたでしょうね(ご本人はあまり気にされてない様子が・・・すごいなぁ)。
お見舞いポチ!
砂漠一泊ツアーの続きが早く読みたいなぁ!
私のサイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。
紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/ryoko01/archives/50071043.html
です。
これからもよろしくお願いいたします^^
たはは。また怪我してしまいました(苦笑)。心配している家族をほっておいて、一番本人が元気な気がします。(全然気にしてないし。笑)
砂漠一泊は、今まで通りボチボチ更新になりそうです。
>旅人さん
またリンクして頂きまして有難うございます。
私は日本からのツアーで日本人ばかりの車に乗ってのデザートサファリだったので、外からの日本人の様子を伺っておかしくなりました。
日本人、寝る・・・。
寝ている人がいたなぁ。
私は寝ていないけど、二人組の女の子のような喜び方をしていました。
ところでドイツにいらっしゃるんですね。
いいなぁ。
私は子どもの頃からドイツのロマンティック街道に憧れていたんですが、なんとな〜く機会がなくてまだ行ったことがないんです。
子育て中で今回は6年ぶりの海外でした。すっかり簡単な英語も忘れている自分にびっくりしました。
海外で生活することになったら、当分の間は大変でも刺激いっぱいでしょうね。そんな生活に憧れますが海外でお仕事をされるというのは生半可なことではないんでしょうね。
弟がパリに住んでいます。
家族で弟に会いに行こうかなぁ、と思いつつもユーロ高で現実的ではなくなってしまっています。ですが、出来るなら子連れでヨーロッパ回りたいです。宝くじにかけるしかないかしら・・・。
他の記事も読ませて頂きますね〜!
お子様連れだと、また違った旅になるんでしょうね〜。
知人が居る内にたずねる方が、安心ですし、安上がりだったりしますよね。宝くじが先に当たるのに掛けるか、将来当たる事を信じて今行くか!?(笑)