来た道を戻って、Dubai Creek(ドゥバイ クリーク)と呼ばれる入江の反対側にあるGold souqを目的地にRock on!
ドゥバイ博物館まで戻って、東側にあるDiwanという白い建物を黒い柵越しにみて(何の建物なのだかわからないのだけど、たぶん官庁系と予想)、その西隣の建物の欄間のような装飾を観察。よく見ると、どれ一つとして同じものがない!デザインのヴァリエーションに感心。
この奥のベンチが幾つか置かれている広場には、木陰でお昼のシエスタを取っている男性達。
その脇を過ぎて北上していくと一人のおじさん(またおじさんか。。。)に声をかけられる。ちょっと警戒しながら会話をする。
おじさん; どこから来たの?
のだめ; 日本から。
おじさん; 仕事をするならここへ電話をして。
かなりしっかりした名刺を手渡し、おじさんは去っていく。こんなところでヘッドハンティング(ヘッドではないか)されてます。(笑)
廃金属から家具・織物まで、USA・UK・Italyなどなどとの輸出入を手がける貿易商のようです。おじさんの肩書きは”Managing Director”。収入良いのかしら?ドバイに転職を考えてみる?(笑)
昼食後の休憩で通りにはほとんど誰も居ない。
ちょっと怪しげな路地に入ってみると、インド風(ってインドは行ったことないんだけど)な雰囲気。文字もアラビア語とはまた違った形状のものが目に入る。寺院らしい室内の出入り口には靴棚があって、靴番をしている人が居たり。
お店のショーウィンドウ(というほど立派ではないのだけど)をチラッとみて通りの写真を撮って居たら、閉まっているお店へ招かれ、写真立てを売り込まれる。そして断って店を出る。
入江へ出ると、Abra(アブラ)と呼ばれる小船が対岸と行き来している。
再びブァ・ドゥバイ・スークへ。
皆さんご休憩中のようで、お店はほぼ全て閉まってました。開いているのは、通りに入る所にある数件だけ。
日に5回のお祈りをするムスリム(Isya;夜8時頃、Subuh;早朝、Lohor;正午過ぎ、Asar;午後3時頃、Magrib;日没、からISLAMとなったとも)。
この頃3時。
モスクに設置されている拡声器からコーランが響く。
道端でお祈りをしている人(さすがに侮辱になるかと思って写真は撮らず)もいれば、全く関係ないという顔で休憩したりウロウロしている人、モスクへ急ぐ人など。
通りはコーラン以外の音がかき消されている。ある意味の静寂。
ふと目線を落とすと立て看板。
そういえば、通りがとてもキレイ。ドイツは吸殻が落ちていることが多いですが、吸殻のひとつもない。かと言って、ディ○ニーランドのように清掃している人も見かけない。こんな罰金制度があったんですね。500〜1000ディラハムということは100〜200ユーロ。高いねん。
ほぼドゥバイ・クリークに沿って北上。
屋根の下にベンチが並ぶ広場には男性だけが休憩。やっぱり女性の姿は見えない。
直ぐ近くには1964年建立、1998年再建のBin Zayed Mosque。
今日見た幾つかのモスクはどれも同じように、高い塔があり、屋根は球状だったりしたのだけど、こういうモスクもあるんですな。
Zayed Unversityの前を通り、拝礼中の時間でほぼ全てのお店が閉まっていた伝統工芸品を売っているHeritage&Diving Villageを過ぎてクリークをくぐる地下歩道で対岸へ。
地下歩道はあまり安全でないかな?と思ったものの、各曲がり角に監視カメラが設置されていて、電灯もまぶしいくらいに点灯。たぶん安全。でも、行き交う人は男性ばかり。。。
地下歩道から上がるとバスターミナル。
面したお店のショーウィンドウには金が並ぶ。
Deira Gold Souqの入り口を示す看板をくぐると木製の屋根でアーケード。
もっと人でごった返して、もっとキンキラ金なのかと思っていたけれど意外に落ち着いた感じ。
でも、ショーウィンドウを見ると金だらけ!
他にも金の仏像があったり、金で出来たイギリス50ポンド札(実際は50ポンドより高いでしょ(笑))があったり。24金だそうです。
せっかくなので1軒入ってみると。
アバヤに身を包んだ女性と同じくアバヤの娘さんが食い入るようにショーケースをのぞいていました。
メインの通りから逸れてアーケードのない路地へ。雑貨店、おもちゃ屋さんや洋品店などが小さな間口で商い中。その中で一番気に入ったのが。。。
ハロー!(爆)
口開け過ぎ。(笑)
お店を物色していると、モスグリーンのタイル製モスク。
近くに文房具店を見つけて、ペンの1本も持ってきてなかったのを思い出し、店へ入ると「Wholesale only」と言われて退散。(苦笑)。どうも、ゴールド・スークのエリアからは出てしまい、卸売りのエリアに来てしまっていたらしい。
更に路地をクネクネと入っていくと、再び木製アーケード。ここでも卸売りのみ。地図からいくとこのあたりがSpice Souq(スパイス・スーク;スパイスマーケット)のはずなんだけど。そう思うと心なしか香辛料の匂いがしないでもない。(思い過ごし?笑) 観光客の数も増えている。
と思ったらスークのエリアを出てしまい、クリークの岸まで出てしまいました。
明らかに西洋人と見られる団体さんがここから中へ入っていきます。
その出口あたりにあったカフェテリア(?)、Jafer Biman Ali Cafateria。フルーツが沢山並んでいて、ミックスジュースのお店のよう。
桃のジュース、バナナジュース、苺ジュースなどお馴染みのジュースのリストの中に、Pomegrenadesと。ざくろのようなんだけど、おじさんに効いたら何でも入っているって。たぶん違うものを薦められている気がするんだけど、まぁそれを1つ。
新鮮フルーツ!しっかり冷えてネクターよりもうちょっと濃い感じ。あまりのおいしさに一気飲み。
団体さんと鉢合せしないように1つ裏の道へ入ると、そこがスパイス・スークの本髄のよう。強い香辛料のにおいに、とても狭い路地。お店の前にはそれぞれの店主がお客さんを待ち構えています。
はじめの数軒は、掛けられる声も適当に流して、それでも1軒は入ってみないとなぁ、とわざと一人、かっぷくの良いひげのおじさんに捕まってみました(写真一番左のやる気ないように見える人。でもすごくやる気。笑)。
この人。英語、ドイツ語、日本語でスパイスの説明をしてくれます。Schwarzpeffer、Weisspefferとドイツ語で言ったかと思うと、黒胡椒、白胡椒と日本語でも。カモミール、クミン、バラなど香辛料の山!
せっかく説明してもらったし(って、そうやっていつも何か買っちゃうんだけど)ということで、ヴァニラスティックを数本頂きました。
その奥へ進むも同じく、「黒胡椒、白胡椒…」の呼び声。今日は全然会わなかったけれど、日本人観光客も多いのね。
スパイス・スークの南の方へ足を進めると、電気屋さんの卸売り。おしゃれなランプもありました。けど、個人では買えない。。。
少し本屋さんものぞいてみたかったので、Al-Ghurair city(アル・グァイア?シティ)というショッピングセンターへタクシーで。ドゥバイで最初のタクシーハントですが、これがなかなか捕まらない。タイミングもイマイチ良くわからないし。何とか停めてショッピングセンターに到着。
タクシーが停まって直ぐの入り口から入って直ぐ上に本屋さん。のはずが、本屋さんは既につぶれて、新しいお店が出来る準備中。。。あぁ。せっかくなのでウィンドウショッピング。
ドレスのテイラーが多いのだけど、↓このマネキンは明らかにドレスを着たときにはしないポーズ。
なぜ万歳?座っている人のこの腕の角度は実行不可能では?なんとなく空手でも始めそうな格好なのもありますが?(笑)
特に買いたいものもないので、直ぐ近くのバスターミナルからタクシーを捕まえて。
のだめ 「アブラ乗り場まで」
運転手 「直ぐそこだよ!歩いて1分だ!」
の 「足が痛いから歩きたくないの。行ってよ!(靴擦れ出来て9.5割本当)」
何度とない運転手の舌打ちには、これはドバイでも共通の意味なのか何なのか。でも無視。私は客だ!(笑)←傲慢?
渋滞してるから乗せたくないみたいなんだが、渋滞して停まってるよりも、賃走したほうが稼ぎになると思うんだけど、そういう感覚ではないのかもね。
実は私がお願いしている、人を乗せてクリークの対岸を行き来するアブラ乗り場は、その”歩いて1分”と言われる場所よりも1.5km程北にある。その南側は貨物用のアブラ(たぶん船という意味?)着き場で、地元の人はこのあたり一体をアブラ・ステーションというみたい。じゃあ、どうすれば自分の思っているアブラ乗り場へ行くのか?自分でタクシーを誘導するのでアル。(笑)
滞在中、何度かタクシーを捕まえてどこかへ行くことになるのだが、場所を知らないか、あるいは英語名を知らない為、「知らない」と断られることが幾度かあった(そんなに乗ってないけどね。それでもなぜタクシーを使うのかはこの後明かされる!(笑))。なかなか捕まらないタクシーをせっかく捕まえてやり過ごすのなんて、腹の虫も頭の虫(居るのか!?)もおさまりゃしないので、何とか目的地あるいは周辺のエリアを知っているか聞いて、とりあえず走ってもらって後は自分で誘導。これが現地在住者にも適用されるのかわからないけれど、タクシーに乗るには地図を頭の中に叩き込んで置くベシ、と悟った。(笑)
日本じゃありえないけど、ここは日本ではないのよ〜。(笑)
何度も「ここか?」と聞かれるので、面倒になって乗り場少し手前の信号待ちの時に降車。でも、運転手は愛想はいいんだよ。良くわかんないね〜。感覚のモノサシが違うのはわかるんだけど、どんなの使ってるかわかるのがナカナカ難しい(たかが二日でわかる訳ないか(笑))。
この貨物エリアのアブラ・ステーションには、多くの荷物が岸に荷揚げされっぱなし。誰も監視している様子もないし。使われている重機は日本から輸出されていて、日本語・日本の電話番号オンパレード。日本からの中古車も、フロントガラスに輸出時のチェックの為の印が日本語でそのまま残して使われていたり。
↓これは新橋で撮ったわけではないですよ。ドバイです!新橋○送さん!あなたの会社の重機、遠く海外で大活躍中デス!(と言っておけば、広告料もらえる?(笑))
山と積まれた荷物で出来た道を抜けると、やっとアブラの乗り場。チケットを買うのかと、木製の桟橋の手前にある不釣合いな金属製の回転バーの前で立ち止まっていると、桟橋から、”あっちの船に乗れ”とジェスチャーで呼ばれる。乗船して、船の中央に腰掛けて、乗船賃1ディラハムを差し出すと、「あとで」と言われる。他に誰も乗ってこないのだけど、大丈夫か?なんて思っていたら、一気に人が乗り込み間髪入れず出港!そして桟橋から離れたところで料金徴収デス。
夕焼けと、澄んだ川と、満員のアブラ。
揺れは少なく快適な5分ばかりの船の旅。
と快適なままでは済まず。
対岸の桟橋では大渋滞。数隻のアブラが我先と着岸を競う。私の乗るアブラも例外ではない。ある意味一番激しい。隣のアブラにぶつかりそうだなぁと隣に座る人と見ていると、やはり追突。落ちてしまうほどの強烈なタックルではないので楽しい♪(ほんとは危ないんだろうけど) と思えば、桟橋の杭に追突。「おぅっ。」と隣の人と声を上げる。で、着岸は船首のみ。「降りてくんなっ」とばかり、船はこれ以上桟橋には近づかず。(笑)
日が暮れる前にホテルに戻ろうと、方角的にオールド・スークを横切れば近道のはず、と舗装されていないところを歩いていたら、これまた壮麗なタイル張りモスク(Big Bus Companyでも説明があったけれど、一瞬で通り過ぎてしまう)。
しばらくホテルで休憩した後、ライトアップされたJumeirah Mosque(ジュメイラ・モスク)を見に再びホテル前からタクシーを拾う。モスクは沢山あるので、「ジュメイラ・モスクへ」とお願いしたところで「どれ?」と聞かれる。こっちとら知らないので、もう一回「ジュメイラ・モスクへ」と言ったところで効き目はない。「一番大きいのか?」と聞かれたので、「んじゃそれ」。合ってるのか?(笑)
正解でした(行き当たりバッタリ(笑))。
オレンジ色のライトアップに照らされ、椰子の木の向こう側に見えるモスクは、生暖かい風と自動車の走り去る音とは別世界のモノのようで、突然に地上に落ちてきたみたい。
周囲にはレストラン、マリーナと小さなショッピングセンターがあるけれど、またこれらとも調和していないという感じが、一層不思議な雰囲気。
今日はもう閉店、と、ホテルに戻ってベットに横になったら、天井に矢印が。
しばし考えて。。。
おぅ!あっちがメッカか!
謎が解けてグッスリお休みなさい。
ポチッとな。シュクラム!

私のポーランドブログで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。
紹介記事は
http://polandlife.blog81.fc2.com/blog-entry-142.html
です。
これからもよろしくお願いいたします^^
最近はよくテレビに登場しますが、なんとも活気がありそうなところですね。行ってみたいです。
トップの画像いつのまにか変わりましたね。これはどこの写真ですか?
ノイエスシュロッシュはシュロッスプラッツから撮影されたのは良く見かけますが、シュロッスガーテンには池があったりカフェがあったりで、こちらも良い感じデス。Stadt Opar(シュタットオパー;州立オペラ?)にも面しています。
安上がりでいい。笑
スークのがちゃがちゃした感じが結構好きです。客引きが多くなかったですか。ドバイはお金持ちがたくさん来るから、そこまでくどいことはしないのかしら・・。
続きも楽しみにしてます!