朝から曇り空だけれども、雨は降りそうにないのでドライブしてきました。
進路はシュトゥットガルトから北西へ。
去年の夏にも来たマウルブロンを再び訪れてみました。(Official site)
修道院の前の噴水にはイースターの飾りつけで色とりどりの卵。
中庭の木蓮には蕾。
太陽が雲の間から顔を出すようになって、家から出てきた人々で賑わってきました。
修道院の敷地内部にある雑貨屋さんには、猫と猫のえさ(ねずみ)の入り口。(笑)
このお店で今日から夏時間に変わったことを教えてもらいました。危うく明日はゆっくり会社に行くことになるところでした。
小腹が空いてお茶をしに、35号をシュトゥットガルトから遠ざかる方向にあるBretten(ブレッテン)に。ブレッテンは、神学者マルティン・ルターの大親友であるPhilipp Melanchthon(フィリップ・メランヒトン)の出生地。
メランヒトンの博物館、Melanchthonhaus(メランヒトンハウス)はマルクトプラッツに面しています。まずは、この広場にあるカフェで一服。ケーキは名前がわからないのだけどジャムの焼いたケーキがあるというので一切れ。
ハートの型がついた、ラズベリージャムたっぷりのシナモン風味の硬めの生地。リープクーヒェンをやわらかくした感じ。
お腹が満たされたところで博物館へ。閉館の17時まで20分というところでしたが見学(2ユーロ)。
この博物館は1497年にメランヒトンが生まれた場所に、19世紀後半に建てられ、1階にはメランヒトンを描いたフレスコ画を中心とした展示(今日はナチスから多くの人を救ったワレンバーグを中心とした人達について)、
上階には9000冊を超える蔵書と450の手稿を所蔵した図書館。書架や多くの紋章を配した天井など、飴色の木製で落ち着いた雰囲気。
↓こちらがStift Kirche(シュティフト キァヒェ)前に居たフィリップ・メランヒトンさん。
博物館を出て少し商店街を歩いたら、シュトゥットガルト方面へ35号を戻ります。
丘の上にある城が見えて寄ってみたのは、Vaihingen an der Enz(ファイヒンゲン・アン・デァ・エンツ)。
エンツ川の土手は雨の後で少しぬかるんでいたけれど、間伐木のチップが所々敷き詰めてあってフカフカ。アスファルトばかり歩いていると、たまにこんなところを歩くのが気持ちが良い。
市役所のあるマルクトプラッツを中心に木骨造りの家々が並ぶ、Historische Altstadt(歴史的旧市街)をお散歩する頃には夕焼けの色が空に広がり始めていました。
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