2007年03月07日

Abflug。

まだ体験した事のない宗教区域。ムスリム。
楽しみであり、不安でもあり。

ガイドブックを読めば、”女性が一人で歩いているとジロジロとみられる”とか、”ノースリーブなど極度に肌を露出した服装はさけるように”などなど、アジア・ヨーロッパ・アメリカでは聞かないような注意書きが若干脅しのように聞こえる。

郷に入れば郷に従えではないが、訪れる国に敬意を払う意味も含め、犯罪にも巻き込まれないように、いつもの旅行より慎重になっている。

シュトゥットガルト空港10時35分発KLM1870便、。Fokker70でアムステルダムへ。

6,7年前にデン・ハーグに住むシンガポール出身のE-mailフレンドを訪ねた時のことを思い出した。

ロンドンで買ったwind resist機能付き折り畳み傘。Marks&Spencerで安く売っていたのに、買うのを迷っていたら売り切れてしまって。そうしたら無性に欲しくなってHarrodsで数ポンド高い値段で買った傘。使って数回目ぐらいの風の強い日に、傘を開いたままにするための金具がおかしくなって、傘を差すことが出来なくなっていた。

そのE-mailフレンドが直してくれたっけ。

ここ数年はメールも出してないけれど、最後にもらったメールには、おばあちゃんが亡くなって、シンガポールに戻ったという連絡だった。

オランダからザルツブルグに飛ぶ時、最寄の駅からデン・ハーグに向かうトラムが全然来なくて。「これがオランダだよ。」と皮肉を言ってたけれど、私は飛行機の時間がひたすら気になって。結局、アムステルダムのスキポール空港で、駅からカウンターまでダッシュして、飛行機に乗るまでずーっと走って酸欠で倒れるかと思ったな。

今回は乗換えで2時間もあるし。

旅行中にドバイに住む友達を尋ねる予定で、電話番号を控えたメモを置いてきたので、サイバーカフェでメモって。

レンブラント特別展の広告が目に入り、また美術館でオランダも来ようなんて思ったり。

昼食でカフェに入りあまり美味しくもないスパゲティーを食べて、出発まで後30分。

電光掲示板に目をやると、赤字で”gate closing”が点灯しているではないか!

そこからゲートF9は徒歩10分。

また走るのか!二度と来るか、スキポール!(笑)

グレーブルーのリュックを背負ったアジア女性が、動く歩道を駆ける。めったに見れる光景ではないぞ。みんな拝んどけ!(笑)
そうだ、あの時もこのリュックだった!コイツか、疫病神は。動く歩道を降りる時につんのめりそうになったりしながらゲートへ。一番最後ではなかったものの、後ろから3番目。ふぅ。

アメリカ行きのように再度セキュリティーチェック。

そのまま搭乗。

右隣の席はアラビア系と見られる女性が既に席に着いていた。

スキンヘッドのアメリカ人男性の友人である女性が来て、アラビア系の女性に、「そこは俺の友達の席だ」と言い、アラビア系女性は違う席へ。

スキンヘッドは二人席の通路側。窓側に座る女性とは知り合いではない。スキンヘッドは窓側の女性になんやかんやとちょっかいを出していたらしく、窓側の女性が「いいから触らないでっ!」と声高に言い放って、違う席へ移っていった。

かくして、その2人組は二人席に、私の右隣はどこからか男性が来て、15分遅れで777-200はドバイへ向けて飛び立つ。

007 Casino Royalをアラビア語字幕付きで、Perfume the story of a murdererの途中でドバイに真夜中前に着陸。

飛行機を降りるとパーム椰子と金色の装飾の空港。
IMG_0933.JPG

カンドゥーラ(ディシュダーシャ)の男性にアバヤの女性。

映像では見たことがあるけれど、やはり実際に来て見るのでは、どうとは言えないけれど、全く感じ方が違う。距離感みたいなものだろうか。

降機からパスポートコントロールまでとても遠い。

階段も何度か降りた。

時計の針は既に日付が変わっている。

そして長い行列。

多くはインドからのよう。

行列で待つ人の間隔が非常に狭い。というかくっついている。この距離感には違和感がある。

女性の社会進出はどうなっているのだろうと想像していたけれど、入国審査の窓口で区別なく働いている様子。

なかなか行列は短くならず、1時間弱は待っていた。

ラゲッジは、ターンテーブルから既に下ろされて、やっと入国した私が出てくるのを待っていてくれた。

通関も青色で通り、空港はレートが高いというので、タクシー分だけでもと50ユーロ両替。

タクシー乗り場へ向かおうと空港を出ると出向かえの人で賑わっている。が、少し雰囲気が違う。女性専用の出向かえ待ち場所があるのだ。こういうところにすら男女の区分けがされている。
タクシー乗り場につくと、おばちゃんがこっちだと手招きする。ピンク・タクシーだ。女性客のための女性によるタクシー。深夜料金でホテルまで30ディラハム(1ユーロ=約4.7ディラハム)。深夜料金だからなのか、ピンク・タクシーだからかわからないけれどちょっと割高な気がする。

ホテルに着いたら1時過ぎ。

ドイツとの時差3時間だから、まだそんなに眠くない。
チェックインをして、荷物を部屋に置いてから、生演奏付きのホテルのバーへ。お客さんは顔見知りばかりで、気に入った曲がかかると舞台の前で踊り出す。
バンドのギタリストはパーカッションもボーカルもキーボードもこなす。(スゴイ!)

ドイツから来たから(笑)、BMW(Baileys、MalibuとWhiskyのカクテル)を一杯飲んで最初の夜のベットに就く。



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posted by のだめ。 at 08:25| Comment(3) | TrackBack(0) |  ドバイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして^^

私のニュースサイト
ザッピング!旬な芸能ニュース で
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/wankono_te/archives/50049431.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^
Posted by yosi at 2007年03月16日 11:36
ドバイ、いいなあ・・・ 天候が安定してるから、天候不順なスイスより観光地として人気が出始めてるとかなんとか。
ワタクシも休暇は、なるべく南に参りたいと思います。
Posted by Mari at 2007年03月16日 22:30
>yosiさん
こちらこそよろしくお願いします。

>Mariさん
”山の天気は変わりやすい”といいますもんね。(←日本のことだけ?)
イースターの計画をまだ立てていないので、4日間どうしようかと検討中デス。また、南へ行くか北へ行くか、悩みどころ。
Posted by のだめ。 at 2007年03月17日 08:36
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