2006年12月24日

Augsburger Christkindlesmarkt。

今日は日本でもロマンティック街道で有名なアウグスブルグで開かれているクリストキントレスマルクトへ。

その前に。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは今日が最終日。
manaさん情報、鯖を食べに行かねば!

用事を済ませてお昼過ぎに家を出る。

カールスプラッツのフィンランドクリスマスマーケットは既に終了して、骨董市の出店が並ぶ。

お目当ての鯖出店は、シュロッスプラッツ側からシラープラッツへ入るときにある大きなゲートの直ぐ真下。

初日に来た時は人だかりで見えず、気が付かなかった。

気づいてしまえば毎回目が行くもので、指先からひじぐらいの大きさのお魚達が串刺し丸焼き。
PICT6290.JPG

見る感じは鯖のようです。(お魚詳しくない。。。)
お店ではSteckerlfisch(シュテッケァルフィッシュ;串刺し魚)というお名前。Wikipediaによるとバイエルンのアルプス手前とオーストリアの郷土料理だとか。

一食分としてパンに挟んだものが売ってますが、せっかくなので1尾!一番小さそうなのをお願いして、グラム売りで300g越え!パンを一つ一緒に。今すぐ食べたい衝動を抑え、パラフィンと新聞紙でくるまれたお魚を持って帰ります。

本屋さんに立寄ると、有り余る時間のあるクリスマスを読書で過ごそうとレジ前に長蛇の列。

何とか切り抜け、電車に飛び込む。
チケットは車掌さんから買おうと待っていたら、乗車前に買うよりも2ユーロ弱高い!知らなかった。。。
それにしても帰省のためか電車も大混雑。日本ほどではないにしろ、通路に立つ人たちもチラホラ。

シュベービッシュアルプという山岳地帯に入ったあたりから霧が出てくる。ロンドン、ヒースロー空港もクリスマス前に濃霧に悩まされて欠航が相次いでいるのだとか。でも、この電車は止まらない。

1時間45分後、アウグスブルグへ到着。

今月頭から来ようと計画していたのに、なぜここまでひっぱたっか。

天使が降りてくるんです!

Das Engelesspiel(ダス エンゲレスシュピール)と題され、ルネッサンス調の市役所の窓から、24人(?)のエンジェルが音楽を奏でるというもの。毎週、金・土・日の18時からですが、最終日の今日は19時から。そして、最終日にはその窓から地上へ降りてくるのだとか!

下調べもせず、地図も持たずに駅に着いたものの、「市役所はどこ?」状態。日本のように駅前に街があることは少ないヨーロッパ。まずは人の流れと感を頼りに歩いていきます。

ローマ皇帝アウグストスの孫が治めたと言うアウグスブルグ。時折、建物の合間からのぞく背の高い玉ねぎ頭を目印に、人で賑わう商店街を歩いていくとクリスマスツリーが出現!風車状の塔には天使が回っています。(←名前がわからないのですが、知っていたら教えてください。)
PICT6314.JPG

市役所の窓から金色に輝く内部が見えたので入ってみることに。
ホールの名前はGoldener Saal(ゴルデネァ ザール;黄金の間?)。市役所の3階にあります。入場料は2ユーロと書いてあったのですが、今日は無料のようでした。
リフトもありますが階段で上がっていくと、大きな木製のトビラから少しだけ見える広間に感嘆。広間に入ってまた感嘆。まさに黄金。
↓カメラを床に置いて撮った天井。
PICT6304.JPG

階下へ降りて再び市役所前の広場。
名前はわかりませんが、広場脇の建物にはアドヴェントのカレンダー。一日1枚づつひっくり返っていきます。ゴルデネァザールに行く前は23日の分はまだ変わってなかったのに、戻って来たら変わってしまってました。変わるところを見れなくて残念。。。17時に変わるようです。
PICT6308.JPG

日暮れから霧が濃くなって、ライトアップの光でかなり天使が降りてきそうな感じになりました。

グリューヴァインの出店では、子供向けのアルコールフリー飲物が多く取り揃えてありました。Apfelpunsch(アプフェルプンシュ;リンゴパンチ)、Fruchtpunch(フルヒトプンシュ)など。
他にはGluehpunsch(グリュープンシュ)。糖尿病の人用と書いてあります!そんなのもあるんですね。それからGluebier(グリュービア)!?”Das Original Gluehbier aus Belgien”(ベルギーから元祖グリュービア!)だそうですョ!ワインをビールで割ってあるんでしょうか?ベルギーではこういうのがあるんですね。ベルギーのクリスマスマーケットも行ってみたいですね。

7時前。
子供連れは当然ながら多くの人がエンゲルスシュピールの開始を霧の立ち込める寒空の下待っています。

5分遅れている、市役所の隣にあるPerlachturm(ペァラッハトゥァム)の時計が7時の鐘を鳴り終わると、市役所の上部から順番に音楽に合わせて笑顔の天使達が顔を出します。
PICT6330.JPG

中央の4人の天使がそれぞれの楽器を演奏していきます。
PICT6329.JPG PICT6331.JPG

天使達が一度奥へ下がり、市長さんだと思われる方から挨拶が終わると、小楽団の演奏にあわせて今度は正面入り口から可愛らしい天使達が登場。
PICT6340.JPG


おうちにも天使が来たか確認しに帰りましょう。



ポチッとな。Frohe Weihnachten!
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posted by のだめ。 at 21:53| Comment(3) | TrackBack(0) |  ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Frohe Weihnachten!
うわ〜アウガスブルグ、素敵ですね〜。まだ1度、それも夫君と一緒だったからサ〜ッと街を見ただけなのです。
来年はこのMarktに行こう!と思います。

鯖、いかがでした?(笑)
今年は残念なことに参加者の日にちの希望が合わず、お流れとなってしまったのです。あ〜おにぎりと一緒に食べたかったわん(T_T)ウルウル
 来年こそはご一緒に「みんなで食べれば恐くない!」をしましょうね。

それでは、楽しいWeihnachtenをお過ごしくださいませ。
Posted by mana at 2006年12月24日 23:58
アウガスブルグ、いいなあ。イギリスからも友達がドイツのクリスマスマーケットに行ってましたが、美味しいものが多そうです。

天使が降りてくるってなんて素敵。
我が家にも天使下りてくるといいのですが、、、
(今朝は普通に納豆ご飯食べてました)
メリークリスマス!!
Posted by shibako at 2006年12月25日 20:27
>manaさん
鯖美味しかったです〜♪
ただ、レモンをもらうのを忘れて、食後数時間も自分の中で魚臭さ抜けませんでしたが。(涙)
次回ご一緒しましょう!

アウグスブルグは街にもいろいろみたいものがありましたが今回はクリスマスマーケット集中だったので、また行ってみたいと思います。

>shibakoさん
美味しさ度の比較をすると、イギリスより良いのかどうかわかりませんが、食文化が違うので目新しいモノは多いとおもいます。

そういえば、イギリスではクリスマスにターキーにクランベリーソースでしたが、ドイツでは鴨なんですよ!
Posted by のだめ。 at 2006年12月26日 01:38
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