22.Internationales Reitturnier
最近、様々なイベント告知を見かけます。
今までも気がつかないだけであったのかもしれませんが、いよいよ冬到来ということで屋内イベントが増えたのかも。
会場のシュレイヤーハレはDaimler-Chrysler Welt(ダイムラークライスラーヴァルト)と呼ばれるダイムラークライスラーベンツの工場一帯にあります。WMの会場となったGottlieb-Daimler-Stadion(ゴットリープ-ダイムラーシュタディオン)はCarl-Benz-Centerを挟んでお隣さん。
目の前を通るMercedesstrasseの突き当たりにはメルセデスベンツ博物館。
この一帯でイベントがあるときは地下鉄U-バーンの特別運行便U11とU19が走ります。U19は路線図には書かれておらず、利用日にシュトゥットガルトの交通会社VVSで利用区間、時間などを検索してみると出てきます。
金曜日の夜の部のチケットを購入。
なぜだか高い席(41ユーロ)を買ってしまいましたが、馬術競技には全く持って縁がないので、この金額に見合うのか疑心暗鬼で会場へ。
到着してみれば、Porsche Arena(ポルシェアリーナ)。
チケットにもシュレイヤーハレと書いてあるのだけど?この辺りをシュレイヤーハレって言うんだったけ?(違いますけどね。)
本日のプログラムは、
18.30 Uhr
5. Malteser Weissbier-Preis(第5回マルテザーヴァイスビアプライズ)
21.30 Uhr
6. MERCEDES GERMAN MASTER(第6回メルセデスジャーマンマスター)
の豪華2本立て!
Malteser Weissbierはシュトゥットガルトを代表するブルワリーの一つ、Stuttgarter Hofbraeu(シュトゥットガーターホフブロイ)の代表品。
マルテザービアープライズで写真を撮ったものの、私のデジカメ君はあまり新しいモノではないので、動く被写体はめちゃめちゃ動きを捉えてしまい、馬の存在はわかりません。
↓探せばわかりますが、とりあえず会場の様子など。
バーを1本落とすと4点減点。馬が飛び越えなかったりしても4点減点。
競技や減点方法詳細は社団法人 日本馬術連盟が参照。
障害をうまくクリアしつつ、ゴールまでの所要時間を競います。
ドイツ出身の選手、特に地元バーデン・ヴュルテムベァグ出身の選手が出てくると、応援団が会場にいて大いに沸きます!
日本人の選手も競技されてました。
コースの半分まで全ての障害をクリアしていると、その後の障害を越える度に、「おおっ!」という歓声。失敗すると「あぁ〜。」というため息が会場全体を包みます。
全てクリアーした選手には歓声と手拍子が贈られます!
会場の中央天井にある電光掲示板には”Super!”という言葉とともに親指立てた絵が表示。
この競技の優勝者はドイツ人のMarkus Renzelさんと相棒のConally。
競技直後には全ての障害を撤去して表彰。
それぞれの受賞者は乗馬のまま。
これが表彰するのに大変で、お馬さんが気に入らなければそこら辺でグルグル周りだしたり、人が寄ってくるのがキライなお馬さんはどんどん後ろへ下がってしまうし。
表彰が終われば選手とお馬さんが会場を凱旋。
次の競技との合間にお馬ショー。
コミカルにカクカクと踊る(ほんとに踊るんデス!)馬や2台の車の間に張られた障害を飛び越えたり、車と一緒に走ったり。
競技中にあった会場の緊張をほぐしてくれます。
次のジャーマンマスターまで30分程の休憩。
会場となりのWarm up areaでは、試合後の整理運動。
会場外では、馬術用品、馬術学校や馬の販売も。
さてここでQuestion。自信がある方はSuper HITOSHI君でチャレンジ。(古)
↓何でしょう?
お馬さんをこの中に入れて車で牽引します。
こんなに立派でピカピカとは光っていませんが、アウトバーンでも良く見かけます。お馬さんを連れて休暇に出かけ、そこで乗馬するというも良くあるドイツ人の休日。
レストランには友人・知人と会話と楽しむ人で溢れかえり。
その脇で私はクレープなぞで小腹を満たし。
あらかた会場探索をして戻るとジャーマンマスター用障害コース準備完了!
始まる、始まるっ!急いで席に!
ジャーマンマスターは2回に別けられていて、はじめは12人馬で競技。
このうち上位6名で入賞順決定。
マルテザーヴァイスビアプライズよりも競技者のレベルも上がって、ほとんどの人馬がすべての障害をクリア!
ブラジルの選手がBW Bankの青い壁に激突!
(ぶつかれば分解します)
観客は驚きの声。
オーストリアの選手が全てクリアして、その時点で一位をマークすると、会場の歓声とともにラデツキー行進曲!(笑)
当然、皆さん手拍子です!(笑)
入賞順位の決定前に再びコースが変えられます。
今まではスタート側でしたが、今度はスタートとゴールの両方がこちら側に。
最後の連続障害は迫力です!
6名全員が障害を全クリア!
優勝はスウェーデン女性、Malin Baryard-JohnssonさんとButterfly Flip。
優勝賞品はメルセデスのB-Class。
表彰後の凱旋のあとは、馬を車に乗り換えて会場を凱旋!
スポンサー心をくすぐりマスね!
この日の最後の締めくくりは英国王室騎兵隊によるミュージカルライド(Houshold Cavalry Musical Ride)。
MCの人により、Westminster AbbyやBig benを思い浮かべるように指示が入ります。騎馬隊はHorse Guardsから来られたのだとか。
Union Jack、St.George、St.Andrewの大旗のあとにドイツ国旗で退場。
”ユニオンジャックの正しい書き方”を偶然見つけたので。
How to draw the Union Jack — accurately
今後、書く機会がある場合は正しく書いてください。(笑)
今日、明日はFEI(International Federation for Equestrian Sport
) World Cup DrivingとJumpingが同じ会場で行われます。
チケットはEASY Ticket service、i-Punktで買えます。
来年8月14-19日にはMannheim(マンハイム)でFEI Europameisterschaft der Springreiter(ヨーロッパ大会)が開かれます。
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