2006年10月22日

Passau。

オーストリアとの国境近くにパッサウがあります。もともとはローマ軍宿営地として栄えた街。ドナウ川、イン川とイルツ川がここで一つになります。

(驚くことにHPには英語を飛び越して日本語のサイトを作ろうとしているようです。残念ながら有効ではないようです。)

シュトゥットガルトからは直線距離で東へおよそ350km。

周りのドイツ人が”きれいな街だよ”とのお薦め。

これだけ距離が離れているのでほとんど長距離ドライブで一日が終わりますが、日帰り旅行して来ました。
PICT4999.JPG


街へ到着すると、日曜日なのに店が開いてる!!
PICT4954.JPG

ここはドイツではないのか?(ドイツです。)

それとも何かの祭り?(祭りではないようです。)


パッサウの三大観光スポットはVeste Oberhaus(ヴェステ オーバーハウス)という城、大聖堂と旧市役所。


ドナウ川とイン川の間にある街を、まずは大聖堂を目指して歩きます。


小さな広場に出ると目の前にSt.Paul教会。
PICT4963.JPG

元々は11世紀に建てられ、現在の教会は17世紀に建てられたもの。

内部は白い壁に黒い祭壇。
PICT4965.JPG


ドナウ川には可愛らしい家々が並びます。
PICT4972.JPG


日が傾いた時間の大聖堂(Dom St. Stephan)は中世の雰囲気たっぷり。
PICT4974.JPG

オリジナルは14世紀に建てられたものの、1662年の火事の後、イタリア建築家によりバロック様式に。
PICT4975.JPG

17,774本のパイプがある世界で一番大きな教会オルガン。平日のお昼にはリサイタルがあるそう。
PICT4981.JPG

天井には目を見張るフレスコ画。
PICT4983.JPG


大聖堂の脇の御土産物やさんで、今日のことを聞いてみると、年に1回だけ10月にお店を開けていい日なのだそうです。”他の日曜日は全くだめで、本当に今日だけなんだよ”とおじさんが教えてくれて、マジパンのおまけまでつけてくれた♪


お店を出て数分も歩くと旧市役所が見える。
PICT4989.JPG

残念ながら今は修復中。外装の絵と時計が見もの。内部のフレスコ画も見ものらしいですが、既に今日は閉館。冬季は終日閉館のようですが、今期は1月7日まで。10-16時。


ドナウ川から見えるヴェステ オーバーハウス。
PICT4995.JPG

ここからの街の景色も良いらしい。


そしてここがドナウ川とイン川の出合う場所。
PICT4997.JPG


街には外観が素敵で小さなホテルやレストランが多い。

今度来るときは泊まりで来よう。



秋の情緒を少しは楽しめたらポチッとな。Danke schoen!
ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by のだめ。 at 04:48| Comment(6) | TrackBack(1) |  ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
雰囲気のある素敵な町ですね。
教会でオルガンの荘厳な音色を聞いてみたいです。
日帰りでこんな素敵なところに行けるなんて。
しかも隣国まで車で行けるのも、凄いなーって思ってます。
イギリスは日本と一緒、島国ですもの。

Posted by shibako at 2006年10月28日 12:12
こんにちは!のだめさん、単身赴任されてる方だったんですね。カッコいい〜!!!シュトゥットガルトは通り過ぎたことしかないですが、ドイツはどこもかしこも綺麗ですよねえ。
この街も美しいですね。
でも、日曜日はまだしも、土曜日も夕方には店がしまってしまうので、ドイツでお店に入れた記憶があまりないのですが。それって、住んでいる人、まして仕事されてる人には不便ですよね。土曜日の朝が勝負って聞きました。(笑)
リンクありがとうございます。私の方にもリンクさせて頂きます!
Posted by きち at 2006年10月28日 19:41
のだめさん、
片道350kmはご自分で運転して行かれたのですか?すごいですねぇ。尊敬!私はドイツ運転デビューまだなんですよ。アウトバーン飛ばしてみたいのになぁ。
世界一のパイプオルガンの演奏は聴いてみたいですね。
Posted by Yoga cat at 2006年10月28日 20:52
いつも読んでます。来年の1/1〜1/6シュトゥットガルトに行きます。何も予定なし、ただ単にマウルタッシェンを食べたいがために行きます。(笑)ドイツは4回目、ドイツ好きが高じてとうとうドイツ人からドイツ語の個人レッスンを受け始めました。今から楽しみです!
Posted by ウッシー at 2006年10月30日 02:11
うう、その距離を日帰り・・・できるけど、ツライ。えらい〜のだめさま。 
「日曜日なのに開いてる」って確かに衝撃的! 今度ドイツ(の一部?)で、夜10時くらいまで開店できるようになったって聞いたんですが、どうなんでしょう。 日本並になるには時間がかかりそうですが・・・いや、日本並になるつもりは、ないのか。

そろそろ寒くなってきましたね。 こちらでは風邪流行中。 お気をつけて。
Posted by Mari at 2006年10月30日 23:19
>shibakoさん
国境を車で渡るって日本ではできませんよね。イギリスなら北アイルランドでかろうじてアイルランドへ行けるくらいでしょうね。
次回は、パイプオルガンを聞いてみたいです。

>きちさん
シュトゥットガルトの大通りのお店は、今では土曜日は20時までやっているのですが、5年ほど前には午前中しか開いていなかったそうです。
今までの習慣か、やはり土曜日の午前中に買出しに出かける方が多いようですね。

>Yoga catさん
往復700kmを一人で運転しました。家に着いた時は日付が変わっていましたけど。アクセル踏みすぎて200km/h出ちゃうこともありますので、日本での運転した時には一発免停にならないように気をつけなければデス。

>ウッシーさん
めちゃくちゃな日本語なのに読んで頂いて感激です!マールタッシェンだけでなくシュペッツレという太い麺(!?)などSchwaebisch(シュベービッシュ)料理も楽しんで!発見があったら教えて下さいね。ドイツ語がんばって下さい!(私は挫折中。。。)

>Mariさん
走り始めてから「やっちゃったか?」と気がついた次第。片道350kmを日帰りするもんではないです。しかも出発昼からですし。
夜10時迄開店!?周辺聞き込みしてみます!
Posted by のだめ。 at 2006年10月31日 23:53
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

読売旅行の日帰りバスツアー
Excerpt: 読売旅行を利用して気軽に旅行しよう!忙しいあなたも日帰り旅行でリフレッシュしてみよう。
Weblog: 読売旅行で気軽にトラベル!日帰りでも満足!
Tracked: 2006-10-29 10:31
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。