シャフハウゼンはドイツとスイスの国境にBodensee(ボーデンゼー)という湖から数十km西にある、ドイツ側に突き出たところにあります。
この街の近くに、Rheinfall(ラインファル)というライン川でヨーロッパ一の水量を誇る滝があります。
シュトゥットガルトからはA81を南下して3時間程。
国境を越えると、茶色の標識で”Reinfall”に従って行くと辿り着けます。
滝へは、Schloss Laufen(シュロッス ラウフェン;ラウフェン城)から。
レストランもありますが、一目散で滝へ向かいます。
入城料は1フラン/0.70ユーロ。
お土産やさんを通り抜けると轟音が聞こえ、水しぶきのカーテン。
狭い階段を降りて行くと一気に滝の全貌が目の前に広がります!
雨が降っているので増水中。
そして滝の壺の中央には岩が。良く見ると人がいます!
船で近づいて上陸できるようになっているようです。是非行かなくては!
さらに下へ降りて行くと、滝の下に突き出た展望所。
ちょっと手を伸ばせば滝に手が届きそうなくらいです!
一番下の船着場には次の便を待つ人達。
水が透き通ってキレイな青。船着場には魚がたくさん泳いでいます!
滝つぼを周遊する便も含め4種類のルートがありますが、滝つぼへ行くだけのルート1に乗船。10分ごと、往復20分。この便は、一度対岸へ寄せてから滝つぼへ向かいます。乗船賃6.50フラン/5ユーロを船頭のおじさんに払います。対岸には滝を見ながら食事を楽しめるレストランやホテル。対岸へ寄せた時に途中下車もできます。
岩には急で狭い階段。行き交う人々と譲り合いながら登ります。
船は前にいた乗客を乗せて離岸しますので、次の便が来るまで置いてきぼり。(置いてけぼり?)
中央から見る滝はこれまた大迫力っ!水しぶきも激しく、体に響く音。
次の便で対岸で途中下車。お土産やさんとインフォメーションに立寄ります。ライン川流れはこれまで2回変わっており、1度目は12万年前、2度目が1万7千年前。オリジナルは真っ直ぐの流れが、蛇のようにうねった流れに。
インフォメーション近くから見たシュロッス ラウフェン。
このまま、Neuhausen(ノイハウゼン)を抜けてシャフハウゼンへ徒歩で30分程。ライン川のほとりに遊歩道もあるようです。
水力発電を通り抜けて再び対岸へ渡り、ノイハウゼンを見渡しながら歩いて行くとMunot(ムノート)という塔が見えます。
橋を渡って10分も登れば頂上へ到着。
お堀には鹿が飼われています。
塔からの眺め。街の中心にはうねった屋根がお互い支えあいながら並んでいます。
塔の頂点まで渡り廊下があるようなのだけど、入り口が見当たらず。残念ながら一般公開していないようです。
塔周辺に広がるぶどう畑を通り抜けて中心街へ。
建物の多くは20世紀前半の年号が刻まれ、入り口の正面少し上には”〜さんへ”という意味の”zum/zur〜)”が書かれた表札のようなものが。雨水を下へ流すための樋は、龍やライオンなどのモチーフでそれぞれの建物ごとにユニーク。
街で見かけた3つの噴水の真ん中に立つ円柱のてっぺんには像がありましたが、どれもなぜか股の間にとてつもなく突起している部分が。。。うち一つは服のすそを別けてまで出ているのデス。。。そんなに出す理由がわかりません。
そのうちの一つですが、正面ではない角度から。
黒い羊はシャフハウゼンの街の紋章だとか。
シャフハウゼンは中立を保ったスイスにあって、WWUにてアメリカより”Accidentally”に爆撃されたのだとか。被害は少なかったということで、実際、1700年代に建てられた建物も見かけられました。
その中で一番魅力的だった建物。”zum Ritter”と書かれていて、1階にはRitterという薬局です。

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