うちは商社でもなければ営業さんでもないし、エンジニアだし、一般に考えられる駐在者よりは地味ではないでしょうか。
(浪費はしているし、もっと節約すればとも自問します。)
うわさによると、フランクフルトで行われる日本人会だかの集まりでは、製造業は末席らしいです。(個人的には全く気にしません。)
仕事も今までより1ランク以上、上の仕事を研修を兼ねてやっているということも、生活そのものにも充足していると感じます。
そのうちでも、「これは得したなぁ」と思えるのは、日本から出張してきた人達との会食。(おごってもらえることは多いですが、そういう訳ではない。)
駐在者でサークルのようになっているので、日本に居ては全く接することのない部門の人達とも知り合いになれ、その伝手でさらに輪が広がります。
確かに「ドイツに来て何も日本人同士で知り合いなんて」というのは、私の頭の中にもあります。
出張者は部門長だったり、日本では話をする機会すらなかったりする人々だったりすることもあります。(ちなみに私は平社員。)
出世を考えてというわけでもなく(あまり出世欲ないし)、いろいろな経験談が単純に面白い。
想像を絶する天才大金持ちの知り合いの話。
ヨーロッパ巡業出張時にそのまま帰国せずに駐在を言い渡された話。
おいしいレストランの話。←これは普通か。
実は、昨日はスペイン料理(フラメンコ付)と今日(韓国料理)、奢ってもらった。
別にお世辞とかじゃないもーん。(このブログ知らないし。)
あー、お腹いっぱい。
でも、部屋見つからない。。。。ふぅ。
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コメントありがとうございました。
「製造業は末席」のところ、
とってもひっかかってしまいました。
すごく日本人的な考え方じゃないですか?
我が社の顧客は製造業の方々です。
大きい会社もあれば、小さい会社もある。
おじさん(=社長)が1人で、油まみれの作業所でコツコツ小さな部品を作ってたりします。
でもその部品は、いろんなところを通った結果
スペースシャトルの一部となってたりするんです。
その日本人会の人たちは、製造業なくして豊かな生活は成り立たないってこと、理解してないですね。
ごめんなさい。
ちょっとアツくなってしまいました。
異国の地で奮闘なさっているのだめ。さん。
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小さい部品。日々の生活の中で埋もれてしまいそうだけど、町工場も興味のある現場。
末席、いいですよ〜。先生の目が届きにくいって感じで。(笑)
企業の駐在員家族ってアッパーで羨ましいなあって思っていたのですが(我が家は極貧研究者家族です)
来月から○○へ行ってくれ!、、とか本当にタフですよね。
ここで日本人の駐在員奥様数人と仲良くなりましたが、今までどこかそういう集まりって見得の張り合いで怖そうと思ってたのですが、、、。仲良くなったら、苦労話や波乱万丈録が多くてなかなか興味深かったです。そんな奥様の一人も来月からドバイへ。またまたタフだなあ。
日本食が恋しくなった場合、かつてに比べて容易くなったとはいえ、何百キロも離れたところへ、日本での価格の倍ほどもしてしまう食材を買うこともあるようですので、企業が不便保障とでも言いますか、対価として金銭・待遇なので補うのが通常のようですね。生活が豊かに見えるのは当然なのかもしれません。
海外での職業格差。人数が少なくなるが故に、日本の縮図。国内に居れば気づくことは少ないけれど、日本の特性に触れる機会を得るのは、その”縮図”のおかげでしょうか。