今年のLove paradeのシンボル。
再び来ましたベルリン。
空港到着17時30分。ホテルのチェックインを済ませて、同行者のKさんとFriedlich Str.(フリードリッヒシュトラッセ)駅で待合わせてから。
Kさんは初ベルリンなので、フリードリッヒシュトラッセ駅から、ウンターデンリンデンを15分程闊歩。
祭りに参加していたと思われる感じの人々とすれ違い、これから行こうとする人々に背中を押されつつブランデンブルグ門に到着!
Love Paradeはレズビアンとゲイが集うとされるテクノな祭り。
前回は2003年に開催されていたものの、泥酔者が続出し、ドラッグが横行したために、その後開催見合わせされていた催しです。3年越しのLove parade。副題は”Love is back”。
会場はSiegesaeule(ジーゲスゾイレ;戦勝記念碑)を中心としてStrasse des 17.Juni(シュトラッセ・デス・ジープツェーンテン・ユニ;6月17日通り)をブランデンブルグ門へまっすぐ伸びた通りをメインに週辺道路を閉鎖して行われます。
多数のDJが参加し、オープンエアのクラブ状態ですが、主催者はこの催しを政治集会として申請しているので、名目上は政治集会。モットーは”Friede、Freude、Eierkuchen(フリーデ、フロイデ、アイアークーヘェン;平和、幸福、パンケーキ)”。なぜパンケーキなのかはわかりません。今年はモットーが変わり、”Music is our language”。Baltic Groove Unionが主催者。
さて、パレードに参加開始!
門の側にOfficial shopを発見!T-シャツがあったようですが完売。。。そんなものがあるなら早い飛行機にすればよかった。
気を取り直して。直ぐ目に付いたのが大型トラックを改装したお立ち台。それぞれ番号がついているらしく、確認したところ24番までありました。そのときに確認した台数は10台もなかったのだけど。このトラックは少しずつ移動してるんです。周辺にロープを張った係員が混雑する人たちを押しのけて少しずつジーゲスゾイレへ向かってます。
巨大スピーカーが搭載されていて、その大音量にあわせ乗っている人々も周りにいる人々も体の赴くままに踊ります!各お立ち台ごとに違っていて、気に入った台についていくという人も居るのかいないのか。
一部、ワールドカップの余韻を引きずっている人たちもいて、国旗がはためいたり、サッカーのユニフォームを着ていたり。
でも、メインはこんな感じ。
↓標識をストリップのバーのようにして踊る男。
モニュメントに登って踊る上半身裸のマッチョな男達。
モニュメントですよ。ダメです、登っては!
これからどんどんディープな世界。
このおねーさんは肉体美でダンスを披露!周囲の注目を集めていました。
↓18歳以下禁ではないでしょうか。ポストイットが体中に張られているようです。Kさんによると、写真左の人は横からみたらパンツがノッテイルだけで見えたそうです。何がかは想像にお任せします。
スコティッシュ+ゲイな感じ。
こういうのは落ち着きます。
ジーゲスゾイレ手前になると身動きができないくらいの密集。
街頭、標識や信号機に登って踊っている人も!信号機壊れてますヨ!
敵のシンジケート!なんて、ついに核心へ来れました!
メインステージはDJとドラムがこの政治集会を扇動!
やはりここが一番混雑していました。人を押さないと先へ進めない。。。
この周辺に2軒、Official shopがあって、XSのレディースならばT-シャツが売ってました!XSは私にはめちゃめちゃ小さいのだけど、記念だから買っちゃいましたよ!前と後。今日の日付付き!
空も暗くなってきて、お腹の時計も鳴り出し、時計の針は10時過ぎ。
かなり遅いけど晩ご飯へ。
ウンターデンリンデンにあるPepitaというレストランカフェへ。
Berliner Weisse mit Schuss(ベルリナー・ヴァイス・ミット・シュス)という言うビールカクテルらしきものを注文。赤か緑か?と聞かれてなんだかわからないまま赤を選ぶ。Gebrotenes Zonderfilet(ゲブロテネス・ツォンダーフィレ;日本語訳不明)というバターとジャガイモが入ったソース風の魚料理にサラダをつけて。
写真左端のストローが刺さったものがそのビールカクテル。甘くてやわらかなスパークリングの感じ。グラスに鼻を近づけると微妙に焼餅のにおいがして「砂糖醤油くれ!」なんて叫びたくなります。他のお客さんが飲んでいたり、他のレストランでもよく見かけたのでベルリンの名物なのでしょう。他店でのメニューには、赤はラズベリー(Himbeer;ヒンベァ)、緑はWaldmeistersirup(ヴァルトマイスターシルップ;クルマバソウ?のシロップ)とありました。
お腹も満腹で眠くなったところで、明日の待合わせを決めホテルへ戻ります。
ホテル前の道を、Love paradeのお立ち台トラックが空のまま何台も走り去って、祭りの終了を告げてました。
部屋に入ってから、XSのT-シャツを試着。
「まっ、着れないことはないな。」
いや、あかんやろ。。。