2006年06月04日

St.Gallen

今日はどこへ行こうか。
朝から本格的な雨。近くにSeemuseum(ゼームゼウム;海の博物館)があるので行ってみたものの、日曜日の開館時間は14時から17時。とっても待てるほどではなかったので、世界遺産があるというスイスで7番目に大きい都市St.Gallen(サンクト・ガレン)へ。

ハウプトバーンホフ(本駅)近くの市役所の地下に駐車。硬貨も含め、ユーロでお買い物は出来ますが、ちょっと割高な気がするので駅で両替。ユーロよりお札らしいスイスフラン。

↓駅前。主な交通機関はバッタバス(勝手にそう呼んでる)とトラム。駅は写真右側で見えないけど比較的近代的。
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町へ着いたときは本降りだったのに、両替をして駅から出てきたら雨は止んで歩きやすく。駅前のインフォメーションは閉まっていたので、道端にある地図で旧市街を目指します。

サンクト・ガレンの街中にもたくさんの熊が居ます。でも彼ら、姿・形がベルリンベアにそっくり。きっと同じもの。でもベルリンのよりずいぶんユニーク。
表と裏。
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そんなこんなでKathedrale(カテドラレ)に、11時過ぎ到着。
日曜ミサが9時、11時と19時半からなのでミサが終わるまで待つことに。
直ぐ脇に図書館(Stiftbibliothek)への入り口。人だかりがあったので、そんなにみんな本を読むのかとと好奇心で入ってみると、現役の図書館というわけではなく、教会が中世から収集してきたかつての図書館。7フランあるいは5ユーロ。広いものではないですが、140,000冊以上の蔵書があるそうです。ドイツで最古の本などが展示してあります。内部は目を見張るロココ調。あめ色の木造に宗教天井画。撮影禁止なので絵葉書で。
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なぜか19世紀にエジプトから持ってきたというミイラも展示。

軽く2時間程居たのでミサも終わっていて、教会の方へ。
こちらもロココ調。今までこんなに荘厳できらびやかな教会は見たことないです。さすが世界遺産になるだけあります!
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内部に比べて外観は特出したものではないので、知らずに行くと行過ぎてしまうかも。
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カテドラルの脇にカフェ兼インフォメーション兼チョコレート屋さん。ここで街の地図なども手に入ります。チョコレートをちょっと買って栄養補給したところで次の目的地を考えて。
一休さんの鐘が鳴ったところで、リヒテンシュタイ公国(Des Fuerstentums Liechtenstein)の首都であるVaduz(ヴァドゥツ?)に決定。

30分も走ればヴァドゥツ。↓街並み。
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時計屋さんの前にある時計はロレックス。スイスって感じ。いやいやここはリヒテンシュタイ。
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何があるのかと言えば、崖の上に建つヴァドゥツ城。一般には公開されていません。たぶん誰か住んでます。なぜなら柵の外から城内で普通に生活しているであろう人を見かけたから。城へ行くには歩いて登っても行けるようですが、近くまで車でも行けます。
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この古城の近くにトレッキングルートがあり、また別のお城があるみたいです。歩いて1時間かかるようなので今回は断念。
その他、ペンションなどが点在しているようなので、しっかり歩く用意をして山々を歩いて周るのも楽しそうデス。

城の反対側には山脈。
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切手を国のメインビジネスにしているようで、Postmuseum(ポストムゼウム)入場無料があります。切手の原図、かつての消印判など展示してあります。

さてお次はどこへ?地図を見て、1時間も南へ行けばイタリアかぁと誘惑されそうになったものの、シュトゥットガルトへ帰る方向でチューリッヒ(Zuerich)に寄って帰ることにします。

途中、Walensee(ヴァレンゼー)という湖がきれいだったので、Muehlehorn(ミューレホェン)という駅に車を停めて。
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水浴場のマークがあるほうへ歩いていくと1分もしないうちに湖へ。飛び込み台もあったり。水がきれいでここでもお魚が泳いでいました。もうちょっと気温が高いと泳げるんだろうなぁ。
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しばらくまた車を走らせて、ドライブインでエッグタルトでお腹を満たして。あっさりですごくおいしかった♪
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銀行業で栄えたチューリッヒは”新しいベルリン”と呼ばれてます。街並みもちょっとベルリンのようで、残念ながらあまり目を引くような建築物がありません。強いて言えば、駅と国立博物館(Landesmuseum;ランデスムゼウム)ぐらいか。
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面白いものを発見。携帯電話に昔デザインの受話器をつけられる。その名もレトロスター!”あなたはここに再びくる”!58フラン。色は赤、オレンジ、白、黒。対応機種は、Sonyericsson、Nokia、Segem、Motorola、Samsung。http://www.retrostar.de/
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あとは日曜日でも駅地下のお店は、洋服屋さんも含めすべて19時ぐらいまで開いていること!でも駅地下だけで地上のお店はお休みです。

駐車場へ向かう途中、茂みの中にある土手の階段に座っている人がいたのでチラッと見たら、注射器を腕に打ってました。初めて見たのでドキドキです。触らぬ神に…なので急いでその場を離れてドイツへ戻ります。
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posted by のだめ。 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) |  スイス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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