実は先週の土曜日に日本からの出張者と一緒に一度訪れておりましたが、今にも泣き出しそうな雲行きと(実際あとで降った)、豪風、そして12度と低い気温のなかを、城外を回っただけだったので、天気の良い時に来てみたいと思っておりました。
若干、風と雲はあるものの、青空が見えてます!
城外を回るだけだと2.50ユーロ、城内のガイドツアー込みだと5ユーロ。今回はガイドツアーも込みで入城デス。用意されたフェルト製で灰色の大きなスリッパを靴の上から履いてツアーに参加。
床の大理石を傷つけないようにだと思われます。オリジナルの調度品が多く残されており、歴代領主の写真が並べてあったり、肖像画、オーストリア王妃であったエリザベートが描かれた壺。地下倉庫には、勲章、ほぼオリジナルのドレス、食器類などが展示され、一番の見ものは王冠。ほんとに絵に描いたような赤のベルベット地で、宝石が散りばめられています。
ツアー終了後、別に2ユーロ払って別の地下室へ。空気が凍てついていて、厚手の上着が欲しくなります。ここでは、兵士達が待機したり、武器庫だったそうです。
城外へ出て、城下を望みます。
城の脇にある教会は、天井はKoenigsblau(クュゥニッヒスブラウ;王の青)。祭壇と対面にある力強い目のマリア様と幼いキリストの肖像画に目を惹かれます。
ホーエンツォレェァン城をたっぷり堪能して、シュベービッシュアルプ(Schwebisch Alp)と呼ばれる山岳地区を抜けてウルム(Ulm)へ向かいます。
途中、ギリシア料理店で軽く昼食を取って。
ウルムに到着。市役所脇の駐車場に車をお休みさせて、いざ観光へ。
当然といば当然ながら、地下駐車場から地上へあがると市役所前に出ました!かつては商業施設だったとか。
立派な天文時計がありますが、10分程度進んでいるような気がします。しかも夏時間にはなっていないようです。
市役所の中には、アルブレヒト ルードヴィッヒ ベェーブリンガー(Albrecht Ludwig Berblinger)が1811年5月31日に世界初の飛行を当時の王とウルム市民に見守られながら試みて、失敗してドナウ川に墜落したの飛行機の複製が吊られています。
街の目印的教会、ミュンスター(Muenster)をぐるっと回ってチョコレート屋さんで数個チョコレートを買い食い。
既にほとんどの施設が閉館している時間でしたが、ブロートクルトゥアムゼウムは、水曜日のみ20:30まで開館しているということで行ってみることに。
様々なパン屋さんの包み紙、パン売りの台車、小麦の生産方法、パンに関わる絵画、戦時下での配給制についてなど、パンを様々な角度で見た展示があります。入場は3ユーロ。ガイドツアーの代金も含まれていますが、個人で見て回ることも可能です。
一応、1泊分の用意をしていたので、ウルム到着が遅かったので本格的な観光は明日にしようと、急遽ホテルを探して明日のウルム観光に備えます。