2002年05月06日

ロンドンからエジンバラ

イギリスでもメイデイのため祝日。
ほとんどのお店がお休みです。
6ヶ月住んだロンドンを離れ、スコットランドで二番目に大きい都市、エジンバラへ向かいます。

コーチか鉄道か飛行機かを価格と時間で天秤にかけ、時間をお金で買うということで空路を選択。

12:00。天気は良好。
ホストファミリーのジョンとエミリー。そしてフラットメイトのオルガに一時の別れを告げる。
地下鉄ジュビリーラインのウィルスデングリーンから乗り継いでリバプールストリート駅へ。
ちょうど今日までの定期券。
シミジミ。

搭乗機はロンドンシティ空港から16:00発。
リバプールストリート駅からロンドンシティ空港行きのシャトルバスで約30分。
6.00GBP(+TAX)だったと思う。

ロンドンシティ空港には、免税店2軒とカフェバー、両替商のみでとても小さい空港。
ヒースローのような大空港より落ち着いて良い感じ。

余裕で空港に到着したはずが、いざ搭乗というときになって搭乗口のGate1が見つからず!
とりあえず、Gate2が見える自動扉へ入っていくことにする。
Gate1を探して進んでいけば行くほど搭乗口の番号が大きくなり、明らかにどんどん目的よりも遠くなっているという感じがする。
振り向くと、入ってきた入口の向こう側に”Gate1”の文字。
この時「灯台下暗し」という言葉が映像とともに頭に浮かぶ。

Gate1を発見したことで一瞬安心したものの、この入ってきた入口が曲者。
保安上、入口側からしか開かない自動扉。
万事窮す・・・
幸いこちらに入ってくる人がいたために無事脱出、慌てて搭乗口まで走りなんとか乗客となる。

scotairways.JPG

搭乗ゲートを抜け、飛行機をみてびっくりするやらうれしいやら。
小さくてもB727くらいの機体かと思っていたのに、なんとキャビンは30人乗り!
この小ささは今まで乗った航空機の中で最小!
Scot Airways CB725便は、16:00にロンドンを飛び立つ。

スコットエアウェイズのキャビンアテンダントはスチュワード1名とスチュワーデス1名。
制服はなんとスコットランド名物の赤のタータン。
なんと座席も同じ模様!
思わずカワイイと顔もにんまりしてしまう。

1時間弱のフライトの後、エジンバラ空港に着陸。
降機前に「写真を撮られるなんてこわいわぁ」というスチュワーデスさんにお願いして写真を撮らせてもらいました!

stuwardess.JPG


空港はさすがに国際空港というだけあって、ロンドンシティ空港よりはにぎやか。
それでも流れる時間がゆったりしている感じがした。

さて、中心街へ移動を開始。
の前に移動手段を調べる。
今回の旅では各地に到着するための航空券やレールパスの購入と宿泊所を決めていた以外は
移動手段を調べることすらもしていない無鉄砲な旅。

インフォメーションで,(これがあると思っているから調べてないのだが。)
「中心街に行きたいのだけど・・・」
と尋ねると、中心街行きのバスが出ていて、チケットはインフォメーションでも売っているとのこと。
案内の人々はロンドンとは違い、どことなしか良い意味で田舎風を感じた。
5.00GBPで無期限往復券があるということで購入。

インフォメーションのカウンターに様々なガイドブックが置いてあるのでしばらく物色。
スリム手帳サイズのストリートマップを発見!
1.95GBPとお求め易い価格であったのでご購入。

「スコットランドはイギリスだがお札がイングランドとは違う。」
ということを聞いてはいたが、ここでおつりでもらった5ポンド札をシゲシゲと見る。
紙幣が異なるのは、イングランドとは別に、独自の自治を行っているからであるらしい。
それでも通貨単位は同一で価値も同じ。
違う国に来たと言う感じがする。

空港を出てバス停に向かう。
バス停に到着する寸前でバスが出発。
まぁよい。急ぐ旅でもなし。
シャトルバスは約20分おき。
ちなみにシャトルバスのバス停には、アテンダントのオジさんが。
さすがにオジさんだけあってかなり訛っている。

バスの出発。
まだ緑をみない木々。
見なれない流れてゆく景色。
そして聞きなれないバス停名。

空港から20分、ユースホステルの最寄駅ヘイマーケット(Haymarket)降りる。
シャンドウィック プレイス(Shandwick Pl.)、コーテス クレセント(Coates Cr.)と歩き、ウエスト メイトランド ストリート(West Maitland St.)をパルマーストン プレイス(Palmerston Pl.)へ左へ曲がる。

道がパルマーストン プレイスからダグラス ガーデンズ(Douglas Gdns.)に名前が変わったところから急勾配の下り坂となる。
荷物が大きいだけに「帰りが大変やなぁ。」とポツリ。

15分かけてベルフォード ホステル(Belford Hostel)に到着。
受付けに人がいる時間を過ぎていたので、呼び鈴を鳴らして中に入れてもらう。
旅費節約のためドームの6人部屋。24.00ポンド/1泊。

このホステルは、教会を改築したもので、礼拝所をパテーションで仕切り、2段ベットを3つづつを設置した6人部屋が10数部屋と、地下にダイニングキッチンとバー、さらに下層にランドリールームとシャワー室がある。
他にキッチンのある階に2人部屋が数部屋ある。

さっとシャワーを浴び、明日の行動計画を立てることに。
部屋には読書灯がないため、食堂へ移動。

明日は、ネス湖&ハイランドワンデイツアーに参加。
集合場所がエジンバラ城なので、ホステルからどれくらいかかるか距離から概算。
寝るにはまだ早い20:00なので、エジンバラの歴史を勉強。

活字の力恐るべしっ!直ぐに眠くなった。
部屋に戻ったが、今日のこの部屋の宿泊者は私だけらしく、部屋には誰もいない。

教会なので天井が高いし、床が石なのでヒジョウに寒い。
日本から持ってきたカイロを取出し、お隣のベットから毛布を拝借。
6:00に目覚ましをセットして、最初の夜の眠りにつく。
posted by のだめ。 at 00:00| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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